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底冷えがする寒い日になりましたが、私の心はすっかり春気分。
着々と春の設えを進めているところですが、今の時点では一人相撲って感じかな~
お客様が押し寄せる日を信じて頑張っているとことです。
春をイメージしたとき、真っ先に思い浮かぶのは「桜」が咲き乱れる風景ではないでしょうか?
そこで今日は桜の模様で春の装いをコーディネートしてみました。
それがこちらの画像です。
春色の帯〆・帯揚げも添えて春満開のコーディネートに仕上げました。
帯は枝垂桜の塩瀬帯で個性派好みの黒字であっても、明るい色を入れると優しくなるでしょ・・・
色のメリハリが効いて、とてもおしゃれな装になったかと思います。
おしゃれの決め手は最後に色を合わせた帯〆帯揚げではないでしょうか?
帯が生きるのは着物との相性もありますが、それ以上に帯の添えた小物の色が要であることを覚えておいてください。
見落としがちな色の組み合わせがコーディネートには欠かせないポイントなんですね~
お太鼓はこのような感じで桜が出てまいります。
この染め帯は黒場を隠し桜を前面に出すことも可能です。
お太鼓になる部分の桜を長めに染めてあるからですが、私はあえて黒場を多く出し空き場を作ることで桜の表情がより鮮明に現れて素敵かと思います。
言葉を加えると、夜桜がイメージされるのではないでしょうか?
一足早い春をお届けしましたが、誰もが待ちこがれる春が目の前まで来ています。
きもの遊びをお考えの方は、そろそろタンスに眠るものをチェックして、ウキウキする春を一掴みしておいてくださいね・・・

それは、お客様の心を捉えるPOP(ポップ)です。
私の店にはここの部分が不足していて、いつも気にかけてはいましたが、要領が掴めずにいたもので置き去りにしていました。
それが主婦業もこなすようになり、買い物に行く機会が増え他訳ですが、食料品であったり薬屋であったり、商品を探していると必ずといって目に入るのがPOPです。
情報量のない私には、「これが売れているのか~」なんて、商品に添えられた言葉に目を留まることが多くなりました。
そのような経験からPOPの必要性を感じていました。
そこで少し商品にPOP書いてみることに・・・
最初に風呂敷のコーナーから・・・
「使って楽しい・もらって嬉しい風呂敷の魅力」をカラーペンで書いてみましたが、シックリ来ません。
これもセンスが必要であることが判りました。
何事も初心者から始まるわけで、何度も書いている間に視覚に訴えるツボが解り始まるのでしょう~
今日のところは新たな宿題を見つけ出せたことを収穫として終わらせましたが、娘にも手伝ってもららつもりでいます。
「暇な時ほど見直しの時」、誰かがこのような意味合いの言葉を語っていましたが、考えてばなりいないで行動に移し、立ち止まりながらも前進しなくてはいけませんね。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






