オーソドックスな加賀友禅訪問着を龍村の袋帯・そして店作りって経営者の心創りから始まるのかも・・・

   明日からお盆休み入られる先が多いかと思いますが、私の店は13日(日)~15日(火)までの3日間をお盆休みとさせたいただくものでもう少し頑張らなくてはなりません。

今日はどんより曇り空で気温も数日前から比べると高くなく、夏が終わってしまった印象がよぎる一日ではなかったでしょうか?

どことなく物悲しさを感じていますが、これもお客様が少ないことと関係しているのでしょう。

世の中がお休みモードに入る頃になると、店内の活気が薄らいでしまって嫌になりますが、口説いていても仕方ないので今日の投稿とさせていただきます。

私の店は人が集まる立地に店舗がある訳ではありません。

どちらかと言えば郊外の田園地帯に住宅地が少しづつ広がる、のどかな風景を残した場所に国号が通っていまして、その道沿いに店を構えています。

車の量は多いものの店の前を人が歩くことが少なく、目的のある人が車で寄る店といえるかもしれません。

なので、店の存在を知っていただくために情報発信を怠らないようにしているのですが、今にして思えば、考える力が身に付いたのではないかと思っています。

どんな店にしたいのか?

どうしたら着物ファンを呼び寄せることができるのか?

お客様のお役に立つ店って、いったい何なのか?

リピーターになっていただくためには、どんな接客がお客様の心に響くのか?

新しく取り入れたことを、どんな方法で周知することができるのか?

いろんな角度から問い直す機会があったから考えることも多くなり、決めたことを実行したご褒美として、続ける力をいただけたのでしょう。

そんな気が致します。

毎日投稿を続けているブログ記事も一日を振り返る機会になっていまして、記事を書きたくない日や、ネタがなくて書けない日もありますが、店の性格を知ったいただくものになっているのではないでしょうか。

おそらく、恵まれた環境に店があったなら、こうはならなかったでしょう。

そのようなことを思うと、店作りって経営者の心創りなのかもしれませんね。

DSC_0011gkagayuuzennnohoumonngiwoko-dhine-to.JPGさて、こちらの映像はオーソドックスな加賀友禅訪問着を龍村の袋帯でコーディネートしたものです。

映像の撮り方が不十分だったかもしれませんが、癖のない清楚な組み合わせではないかと思っております。

お若いお母さんの入卒時の装いとしてお召しになると素敵でしょうね~

加賀友禅は石川県が産地だけに、店としてもこだわりを持ちたいと思ところがありまして、映像だけになりましたが紹介させていただきました。

たまたま閉店後に息子夫婦が店に来ていまして、3人で夕食を共にしたのですが、たまにはいいものです。

投稿が遅くなってしまいましたが、これで閉店と致します。
お休みなさい。

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