台風が過ぎたのにお客様が少なくて、夏休み状態になりつつあります。
気持も緩みがちで自己管理が難しくなっていますが、お盆が明けたら秋商戦が始まることもあり、少しずつですが店作りを夏物から秋物に替え始またところです。
残暑が厳しくて秋のムードに乗れないでいますが、新しく入荷した秋物に触れながら気持ちをふるい立たせています。
その一方で、ネットを活用した秋の店作りのことも考えておかねばなりません。
娘には新しい情報を載せるように言っているのですが、そんなことはちっぽけなことで、販路拡大を考えるうえで集客を図るノウハウを掴むことが大きな課題となっています。
このようにして物事を前に進めることって、気力がないと考える力も湧いてきませんし行動に移すこともできません。
結局、何もできないで終わってしまうのです。
新しいことにチャレンジしても結果を生み出さない。
コツコツ仕事を積み上げても成果が現れない。
何が足りないのか判らない。
時代の流れについて行けない。
お金がない。
「ない、ない」が続くと、自信を失い挫折感を味わう訳ですが、100人の商いをする者がいれば、人を選ばず100人について廻る商いの別れ道かと思っています。
ここに要となり「気力」がないと物事は前に進まないのでしょう。
それは大きな「事」に向かられるものだけではありません。
むしろ小さなことに向けられる気力が新しい風を起こしきっかけとなるもので、暇な時こそ威力を発揮するのではないでしょうか?
何かを変えたかったら、気力が一番で来て、次に知恵かと考えていますが、そのことを自分の戒めのように問いかけるものがあり、重い腰を上げて秋の準備を始めたところです。
つまらない話から始まってしまいましたが、面白い帯が届いていたので、その帯を使って小紋をコーディネートしてみました。
それがこの画像にコーディネートです。
ヒワ色の飛び柄小紋は単衣用としても使える生地で、その着物に、黄色が際立つおしゃれ袋帯を合わせてみました。
個性的な着こなしになりますが、このようなコーディネートを好まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
着物も帯も明るさがあって嫌いではありませんが、少しパンチが効きすぎたかもしれませんね。
遠くからでも目について、元気な女性にお似合いになると思いますよ・・・
こちらのおしゃれ袋帯は、大きな渦を巻いた模様が黄色とレモン色が交互に並んだパンチ力のある帯です。
面白さとおしゃれ感があって惹かれるものがあります。
ヒワ色の小紋のコーディネートには少し無理があったかもしれませんが、目が慣れて来ると好きに思えるようになるから不思議です。
もしかしたら帯の魅力が私の中に眠る感性を掘り起こしたのかもしれませんね。
参考にさせてみて下さい。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






