小千谷紬に染めた和更紗柄グリーン地の帯・そしてクリスマスパーティーを開くことを決めました

和更紗を小千谷紬に染めた帯地

台風21号は4日(火)に本州に上陸するもようで、高い確率でJR北陸本線が運休になることが予想されます。

 

となれば、予定していた泊りがけの京都出張から戻れなくなるでしょう。

 

悩みましたが、予約していた3日(月)宿泊をキャンセルし日帰りの出張に変更することにしました。

多くの仕入れ先を見て歩くことができなくなりとても残念。

 

しかし台風とあっては仕方ありませんね。

 

秋の扉が開いたというのに、その扉に台風が押し寄せ勢いに乗れないでいます。

気が緩んで自己管理がとても難しくなっていますが、皆と同じことをしていてはお客様を惹きつけられる店を作ることはできません。

 

店作りの軸をしっかり定め、そのビジョンに合った秋物の仕込みを見定め、そして、お客様に伝えたいことをどのようなツールで発信するのかを考えて行動を起こすことが私の役割です。

 

迷っていては何も変えられないままに時間は過ぎて行き、そして何もできなかったことを後悔することになるのでしょう。

 

そんな想いが私を駆り立てて、昨日、着物で楽しむクリスマスパーティー(仮称)の開催を決めました。

取りあえず会場を押さえました。

 

考えているのは12月2日の日曜日の夜の時間帯で、会場は浴衣パーティーでお世話になった金沢国際ホテルの最上階にある夜景が望めるレストランを貸切ってミニコンサートができたらと思っています。

 

そのコンサートを「ジャス」か「チェンバロ」の演奏を考えているのですが、私がチェンバロの楽器のことを詳しく知らなくて、今週の木曜日にチェンバロのプロの演奏者のご自宅で演奏を聴かせていただけることになり、ご本人とお会いしてお話を聞かせていただければと思っているところです。

 

話が大きくなっていますが、自分のプレッシャーを与えることでこれまでと違ったパワーが生み出されて、それが店の活性化に繋がると考えていましてね~

 

なにより、身近で着物を着て楽しめる場でもあり、お客様にも喜んでいただけるのではないかと思っています。

 

こうして重い荷物を背負わせて、この店のファン作りに汗を流してみたいと考えています。

そして、”着物っていいよね!”と、無理なく言葉が出る関係が作れたとしたら、この仕事を選んでよかったと思えるに違いありません。

 

簡単なことではないことを承知しながらも、そんな願いを秘めてこの店の未来予想図を書いているところです。

 

 

或る人がこのような言葉を残しています。

『辛いという字がある。もう少しで、幸せになれそうな字である。』

 

辛いことを避けることもできますが、もう少し頑張れば幸せになれるかもしれないと思わせる言葉で、素直に心の中に落ちるものがありました。

 

だからこの先も、諦めないで信じる道を歩んでいきたいと思っています。

 

 

 

 

和更紗を小千谷紬に染めた帯地
和更紗を小千谷紬に染めた帯地

 

この画像は更紗の模様を帯にしたものです。

 

小千谷紬を帯地に織った白生地をグリーンの色で引き染めをして、お太鼓と腹に部分に更紗模様を描いた、型絵染ような染め方の帯です。

 

これまでにないグリーン地の紬の染帯で、おしゃれを楽しんでいただかるものではないかと考えています。

 

 

 

 

和更紗を小千谷紬に染めた帯地
和更紗を小千谷紬に染めた帯地

 

カジュアル系の着物に合わせる帯で、結城紬や大島紬などの紬の上に締めていただけたら映えるでしょうね~

 

そればかりか、江戸小紋や縞柄の淡彩な小紋に合わせてみるのも素敵かも・・・

 

秋冬物の装いにこのような深い色の帯があると、装いのコーディネートに味が出で楽しめると思いますよ。

 

参考にされてみて下さい。

 

させ、明日は台風を気にしながらの出張になりそうですが、時間を有効に使ってできるだけ多くの仕入れ先を歩いて廻りたいと思っています。

 

ハードな一日になりそうですが、早めに床に入り、朝起きすることから始めたいです。

 

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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