店内での仕事は昨日とはガラッと変わり、展示会の後始末という”作業”の日。
どちらかといえば力仕事で、仕入先から協賛をいただいた商品の荷作りをしたり、備品を動かしながら売場を戻すという地味な仕事で娘とそのことに明け暮れた一日でした。
疲れが抜けきらずにいましたが、娘がテキパキと仕事をこなしてくれて、その背中に押されるものがあり効率的に作業が進んだように思っております。
売り場に敷いた畳を上げて展示会前の売り場に戻そうとしたときのことです。
娘が、「これまでと一緒ではないレイアウトに替えてみてらどうだろうか?」との提案をくれましてね~
その何気ない一言が心に響くものがありましてね~
というのは、身の周りの環境の変化の中で、私たちが正しいとされていた価値観にスレが出始めていて、和装業界全体に警鐘を鳴らすまでになっていても、何を変えたらいいのかが見えなくなっていましてね~
染みついた商魂から新しい発想が生まれ出ないジレンマに孤独感を呼び寄せていたときで、娘の助言は、自分と同じ方向を向いてくれいることに気づかされた瞬間でした。
素直に受け入れられるものがあり、二人で話し合って、和装小物コーナーのレイアウトを変えてみることに・・・
いびつな売り場になっていますが、売り場構成に修正を加えながらも、しばらく試してみてお客様の動きをリサーチしてみたいと考えているところです。
一日で後始末を終えることはできませんでしたが、娘と共に足元を見直すことができてよかったです。
これも娘のお蔭かな!
話題は替わり、この画像は帯〆を並べて長さを見比べているものです。
上の三本は長尺の帯〆で、手前2本は普通の長さの帯〆で明らかに長さが異なることが見て取れるかと思います。
長さの違いは長尺が22~23㎝くらい長くなっていて、慌てて帯〆が短いと言って駆け込んでこられた方がいましてね~
持ち込まれた帯〆を見てみると、当店が取り扱っている品とは明らかに短いものでしたが、体型も変わったことから長尺の帯〆を探し歩いていたそうです。
何処にもなくて当店に品揃えしてあったことに喜んでいただくことができましたが、長尺の帯〆の存在を知らない人もいるのではないかと思って、ここに紹介させていただきました。
どうか頭に留めておいてください。
今日は展示会の後始末で終わってしまいましたが、頭を切り替えて訪れる11月の店作りを考えなくてはなりません。
どうしてこんなにも忙しいのかと思ってしまいますが、店を守るということは”休みない戦い“と言えるのかも・・・
頑張らないといけませんね。
取り止めのない記事になりましたが、今日はこれにて・・・
お休みなさい。