ようやく展示会の後始末を終えることができました。
これで気持ちのリセットが図れそうですが、疲れが溜まっているのか身体が重くてね~
体のメンテナンスが必要になっているのかもしれませんね。
今日も何処の店に行っても取り扱いがなかったと言って、白の割烹着(かっぽうぎ)を買い求めにお越しのなられた方がいました。
ご年配の二人連れで、2枚ご準備させていただくこととなりましたが、最後にこの店に来たことを話されていましてね~
昨日も長尺の帯〆の件で、何処にもなくて最後に私の店の存在が脳裏に浮かんだことを話されていたお客様がいましたが、どうして最後の店なんだろうと、つい考えてしまいます。
新規の方には路面店という立地に入りにくさを覚えるのでしょうか?
長年この店舗で商いをさせていただいていますが、一番に思い浮かぶ店になるには何が必要なのでしょう。
この地域の呉服店さんを目指すなら、口コミが必要とされているのかもしれませんね。
たまたま最後の神頼みのような出来事が重なった訳ですが、皆さんから溢れる笑顔をいただけたことで、お役に立つことができて本当に良かったと思っております。
このような笑顔をいただける出来事があるから、誇りを持って仕事ができているのかもしれません。
小さなことから積み上げていくことが何よりも大切かと思っていますが、一方で行列ができる店をテレビで見ることがあります。
語り尽くせないご苦労があって注目される店へと上り詰めたのでしょうが、長年この仕事をしていて、行列ができたこともなければ、開店と同時に品切れになるというヒット商品に恵まれたこともなく、ただただ羨むばかり・・・
経営者であれば誰もが夢見る姿かと思いますが、業種は違っても、そんな実例があるから繁盛店になりたいと工夫が生まれるのでしょう。
この気持ちを失くしては、お客様に笑顔をいただくことなんてできません。
辛いことがあっても夢見るものがあれば乗り越えられる力に変わるのでしょう。
なので繁盛店から学びをいただくことは大切な事かと思っています。

加賀友禅の訪問着
これは加賀友禅の訪問着になります。
加賀友禅らしいオーソドックスな花柄ですが、このような柄がフォーマル着と言えるのではないでしょうか?
花柄でないおしゃれ感のあるフォーマル着を望めれる方もいらっしゃいますが、初めての手にするフォーマル着であれば、加賀友禅の着物は安心が買えるのではないでしょうか?

加賀友禅の訪問着
優しい色合いの加賀友禅訪問着かと思っています。
業界の流れはカジュアル系の着物に注目が寄せられていますが、フォーマル着を一枚用意されたいとお考えの方には、是非とも地元で作られている手描き友禅の訪問着をお勧めさせていただきたいと思って紹介させていただきました。
他にも呟きたいことがありますが、身体を休めてパワーを蓄えることと致します。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







