19日(金)からの卯月展に向けて今日から会場準備に入ることにしました。
フローに畳を敷いて、着物売り場を広げることから会場作りが始まる訳ですが、かたづけることを優先する仕事だけに楽しくないんですね~
しばらく続く会場準備。
根気との勝負になりそうです。
さて今日は洒落感のある単衣訪問着を紹介させていただきましょう。
その訪問着がグレー地に無地場と小紋柄を大胆に分けた着物です。
画像を大きくしたものがこちらで、模様が入っている箇所と無地の部分が分けられた着物であることが見てとれるかと思います。
分けられた模様の色合いが極端な色の違いがないこともあって、品のいいおしゃれ感があると思われませんか?
そして上前には格式ある装いになるように、金と銀の箔で飛び柄の模様を付けていて、味のある訪問着の仕上げているところに魅力を感じております。
帯の合わせ方で街着としても着れますし、セミフォーマルの着物としても対応できる訪問着かと思えます。
このような”はんなりした着物”を記事にしとうと思うと、映像の撮り方がとっても難しく、言葉で表現することにも限界があって、魅力的な着物なのに伝えきれない歯がゆさがあります。
能力が乏しいと言ってしまったらそれまでですが、興味をお持ちの方は店にお越しいただいてご自身の目で確かめていただけたらと思います。
そんな”はなり着物”に比べると、ちりめん地に染められた黒地の着物には力があってクリアーな映像が撮れるんですね~
見てください、この迫力のある黒地の加賀友禅振袖。
これだけ豪華な振袖を見かけることが少なくなっていることもり驚かされるものがありました。
高額品と言える着物が売りにくい時代になっていて、作り手はリスクを恐れて高価な着物や帯が作られていないことを聞いております。
その中に置いて、加賀友禅は健闘しているといえるのかもしれません。
とにかく素晴らしい振袖です。
背丈にある方がお召しになられたら、誰もが振り向き加賀友禅振袖と言えるでしょう。
今日は早めに自宅に戻って体を休めることとしました。
では、これにて・・・
お休みなさい。