店内は朝からエアコンが入り暑い一日となりました。
これから数ヶ月間暑さに悩まされることとなりそうですが、冬の積雪で駐車場の雪すかしのことを考えると夏の方が私は好きです。
とは言え、暑さもあるのかこの6月は来客の少ない日が目立っていて何か対策を打たなければなりません。
私たちに出来ることは限られていますが、店内の商品の品揃えや店が取り組んでいるサービスを 一人でも多くの人に知っていただくこと重要で、ネットを通して店の「見える化」を図っていくことが求められます。
覗いて見たくなる店であるためには、お客様の欲求を満たしてくれる店でなくてはなりませんが、きものを欲しがる人が少なくなっている昨今のことを思うと、その理屈ではお客様を集めることが難しくなっています。
時代の流れはデジタル化の社会となっていて、その広がりからどんな店でもビズネスチャンスがあり、店の魅力をネットを通してどう伝えて行くかの、“プレゼン力”が明暗を分けると言っても過言ではありません。
だとしたら、興味を持つ人を世界中から探し出し、店に集まることへの工夫が必用です。
理想論ですが、目的意識を高く持って、出来ることから世界に向けて情報発信できる店になりたいです。
現在は浴衣を中心とした夏物で店内が埋め尽くされていますが、加賀友禅の新柄の振袖が店の届いたもので、今日はその加賀友禅振袖を紹介させていただきたいと思います。
【正統派の加賀友禅振袖が入荷】

加賀友禅振袖
それがこちらの「はなやぎ」という柄名が付いた、淡い黄緑色系の地色に牡丹柄が際立つ振袖です。
ボリュームのある柄付けで色合も優しくて、加賀友禅らしい豪華な振袖といえるでしょう。
背の帯結をする箇所には模様がほとんど入っていなくて、袋帯の模様が入ることを想定して柄付けされたのではないでしょうか。
とても素敵な振袖だと思っています。

加賀友禅振袖
加賀友禅は石川県で作られているものですが、長く続いたコロナ禍もありまして、フォーマル着となる加賀友禅がコロナ前ほど作られていなくてね~
振袖も減産の傾向にあって、なかない良い作品が少なくているのが現状です。
このブログをご覧になっている方で、加賀友禅の振袖をお探しでしたらいつでも相談ください。
地元ですのでお手頃感のある販売価格になっているかと思っております。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







