肌寒い日になりましたが、明日からこの国は10連休となります。
私には関係ありませんが多くの国民が初めて体験する大型連休と言えるでしょう。
連休中はお天気がすぐれないとの予報が出ていても、行楽地は多くの人出を当て込んでいるのではないでしょうか?
家族サービスをしなくてはならない殿方や、三食のまかないが連日続く主婦にとっては負担が大きくなるのかもしれませんね。
私の店は5月3日(金)・4日(土)の二日間だけ休日とさせていただきます。
それ以外の日は普段と変わらず営業しているので、気軽に店を覗いてくれると嬉しいです。
店は展示会の後始末を終え初夏の店作りに入りました。
その核となるのは浴衣関係の商品で、初夏を感じていただける新作の浴衣が並び始めたところです。
肌寒いものでピントが合っていないことを否めませんが、これから販促に繋がる一手を考えないとならないと思っています。
浴衣商戦に向けての店作りのコンセプトは、伝統を重んじる信頼できるメーカーさんの浴衣を取り扱うことを店作りの原点にしていました、取り分け古典柄に軸足を置いての品揃えから始まります。
そして着る人の体型に合ったオーダーメイド仕立てにこだわりを持って、着心地と帯とのコーディネートから印象に残る夏の風情をお届けできればと考えています。
その代表格ともいえる浴衣が、昭和の時代に当たり前のようにあった紺地一色の浴衣ではないでしょうか?
この画像にある瓢箪柄の浴衣地のその一つで、浴衣の王道を歩く品かと思っています。
昔は飽きるくらいに紺地一色の浴衣がありましたが、平成に入ると色をたくさん使った浴衣が注目され始めて、年々作られる量が少なくなっているのが紺地一色の浴衣ではないでしょうか。
浴衣の老舗メーカーである竺仙さんは、単色の浴衣を絶やさず染め続けている会社で、私が最も信頼しているメーカーさんの一社と言えます。
ここにアップさせていただいた瓢箪柄の浴衣と博多帯の組み合わせ、とても素敵でしょう。
日本の夏の風物詩を物語っているところがあって、「これぞ浴衣!」と言えるのではないでしょうか。
ここを押さえておかないと、きもの専門店として浴衣を語ることなぞできません。
そんな想いもあって、ここにアップした次第です。
今年も浴衣商戦に波風が立つことが避けられそうもありませんが、いろんな販促を組み込んで頑張ってみたいと思っております。
新しく動き始める令和の時代にふさわしいと思える取り組みを考えてみたいです。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。