夏牛首紬を牛首紬の袋帯でコーディネート・そして今日から「涙市」の準備に入りました

夏牛首紬をコーディネート 着物の着こなし/コーディネート

毎日が気ぜわしく時が過ぎて行きますが、今日から25日から開催させていただく「涙市」の会場準備に入りました。

 

この涙市は当店の決算を前にして、店の在庫を少なくすることと、売り上げを増やすことを目的にしたもので、店内のすべての商品を割引させていただく5日間の会です。

 

午後から売り場を広げるために畳を入れ店の商品に割引価格を入れ始めたところですが、しばらく割引価格を決めることに心を痛める日が続くことでしょう。

 

この作業は商品差別みたいな側面がありまして、なかなかお嫁入りが決まらない商品は大赤字覚悟の割引価格でお嫁に出したいと思いますし、新しい商品やどこの店にも負けない魅力的な商品にも割引価格が付けなくてはならず、物言わない商品にとっては迷惑な話です。

 

そこに商品を差別してしまう私の目があり、情けなくなるものです。

 

利益が取れないことや、同じ種類の品でも差別しなければならず、そのことがとても辛い。

 

 

これは私の言い分で、お客様にとっては、お気に召す商品があれば、とてもお得な買い物ができるのではないでしょうか?

 

今日から「涙市」情報が増えるかと思いますが、是非覗いていただけたら嬉しく思います。

 

 

 

 

夏牛首紬をコーディネート

夏牛首紬をコーディネート

 

この画像は夏牛首紬の着物を牛首紬の袋帯でコーディネートしたもので、9月中旬から旬から10月中旬の秋単衣をイメージして組み合わせてみました。

 

着物は牛首紬の生地を無地風小紋に後染したものになります。

生地の風合いをお伝えできないことが残念ですが、シャリ感のあるもので、7・8月頃の盛夏時期を含めた6月と9月の単衣としてもお召しいただけるものです。

 

着物が無地っぽい牛首紬とあって、フォーマよりの装いになればと雪輪に花びらに金箔を添えた袋帯をのせてみました。

 

柔らかな雰囲気があって素敵でしょう。

 

 

 

 

夏牛首紬をコーディネート

夏牛首紬をコーディネート

 

腹は全体のトーンを引き締める感じで、帯〆帯揚げの色を入れてみました。

 

上手くまとまったと思っていますが、皆さんはどのようにお感じでしょうか?

 

他にも牛首紬を用意していますが、これらの牛首紬も涙市に出品する予定でいます。

興味をお持ちであれば期間限定の「涙市」を利用してみて下さい。

 

 

ここまで記事を書くことができて、後は夕食を用意するだけとなりました。

一日の終わりが見えてくると仕事から解放された気持ちになりホッとさせられます。

 

ということで今日はこの辺で終わらせていただきます。

では、お休みなさい。

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