春を感じさせる着物といえば、なんといっても桜の模様になりますが、色で感じる着物というものもあります。
桜色の淡いピンクもその一つですが、草花が芽吹き始める萌黄色(もえぎいろ)なども春らしい色ではないでしょうか・・・・・
今日はそんな柔らかい春をコーディネートしてみました。
この着物は新潟県小千谷市で織られた「小千谷紬」(おじや紬)。
色は黄緑色という、これまでにはなかった色で、まぶしいくらいの色を放つ紬です。
色白の方がお召しになると綺麗でしょうね~
この着物をオシャレな感じにまとめたくて、ベアー柄の染め帯でコーディネートしてみました。
いいかがですか・・・・・とても可愛いでしょ。
薄地の帯を合わせることでなお一層、春らしくなりました。
このようなコーディネートで街へ歩くと印象に残るでしょうね・・・・・
私なんかはカッコいい着こなしに心を奪われてしまいそうです。
帯締め帯揚げも春らしく柔らかい色でまとめてみました。
少しパンチを効かせたい方には、帯締めに深い色を持ってくると、個性的な着こなしに変化するものです。
小物一つで雰囲気が変わるものですが、貴方だったらどちらがお好きですか・・・・・
心ウキウキする春色の着物提案とベアーの染め帯を紹介してみました。
店の近くに咲いていた山茶花を取ってきて、この花器に一輪生けてみました。
いいですね~
私の自己満足ですが、この花器、昨日篠山商店街にある古美術店で衝動買いしてしまったんですね・・・・・
こんな事初めてなんですが、以前から店で使う花器が欲しくて、何のためらいもなく買ってしまいました。
安い事もあったのですが、ご主人の人柄に惚れ込んでしまって・・・・・
実はこのお店、築100年以上も前の古民家を1億円掛けて修復したというからビックリ。
一部江戸時代の建物が残っていて、その中にも古美術が一杯・・・・・
もともとは篠山城のかかり付けのお医者さんのお屋敷だったそうです。
その家を憶のお金をかけてなおすなんて・・・・・
私の想像の範囲を超えた道楽振りに驚くばかり。
世の中にはこのような人もいるんだ~・・・なんてね。
古美術を見ることは判りませんが、一つこのお店から買ってみたくなった私でした。
この花器、私が選んだのですが結構気に入っていて、四季折々に花を生けて楽しみたいと思っています。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







