涙市を間の前に控えて、割引率の高い商品を一か所にまとめた方がいいとの意見がありまして、50%から80%までプライスダウンしたものを集めることに・・・
中には商品の色焼けなどもあり90%近いプライスダウの品も。
全て私が判断することですが、店が無くなってしまうような気持ちに駆られ悲しくて悲しくて仕方りません。
頭の中がマヒしてしまっています。
これでいいのかと自問自答しながら準備を進めていますが、割り切ることも必要かもしれません。

涙市のPOP
そして新しく作られたコーナーに「涙・涙のワケあり品」のポップを用意してみました。
不本意ですが、採り上げる以上はお客様にアピールしないといけないと思っいます。
少し話題が変わります。
県外からの問い合わせかと思いますが、撫松庵のセオ・アルファの浴衣を紹介して欲しいとのメールが入りまして、いくつか紹介させていただいたのですが、涙市の期間中だけ撫松庵の浴衣をプライスダウンさせていただきます。

撫松庵の浴衣
その一つが黒地の牡丹と百合に蝶の柄を紹介してみましょう。
アンティークな雰囲気を残した個性的な浴衣で、そのおしゃれ感に惚れ込んで用意したものですが、この地域のお客様の心を捉えらることができなかったみたいです。

撫松庵の浴衣
品揃えをするうえで、このような個性的な柄があってもいいと考えて仕入れをする訳ですが、長きに渡り経営を続けていると、万人向きでない着物柄は面白味があるものの、リスクが伴うと思わなくてはなりません。
ある意味でギャンブル的要素があり当たりハズレがありますが、そこに商売の醍醐味を感じているものの一人です。
それが度が過ぎると在庫となって、決算が近づくと重い荷物を背負っていることに気づかされ、現実を見ることとなるのですね~
そんなことを考えると、他店との違いを商品で作り出していくことって覚悟がないと出来ません。
仕入をするという財力も要りますし、店のビジョンに合った目利きも必要で、ロスがでることも計算に入れておかねばなりません。
痛い目に合って経験を積んできているはずなのに学習能力が足りないようです。
そんな感じで自分を責めたりしていますが、涙市が終わる29日まで割り切って在庫を少なくすることに努めたいと思っています。
今日もつまらない記事になってしまいましたが、これで一日の幕を閉じることとしました。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







