日曜日で盆休みということもあるのか、お客様が多いとはいいにくい一日でした。
暇なときだからできることがいろいろあって、今日は製作が遅くなっている「あ・うん」の8月号を急いで作り始めたところです。
怠けていた訳ではなが、お盆を境に店作りが大きく変わるもので、次なる一手を考えている間に時間だけが過ぎて行って情報紙に盛り込めないことが少し残念。
そうであれ、店を開けている以上は気合を入れなければならないと思っていますが、お盆休みの空気はそれを阻止するかのようで、心のコントロールが難しくなっています。
さて、今日は気軽なお出かけ着として近江ちぢみの綿麻の着物をコーディネートしてみたのでお楽しみください。

近江ちぢみを半巾帯でコーディネート
そのコーディネート画像がこちらです。雰囲気がいいでしょう。
誰でも着こなせる普段着で、淡いイエローの地色に格子の幾何学柄が素朴さを引き出していて、気取った雰囲気がないところに面白さを感じています。
いってみれば庶民派のきもので、気軽な着こなしになるように片貝木綿の半巾帯で組み合わせてみました。
半巾帯ですと帯〆帯揚げを使わなくても済みますし、お太鼓でないところが気軽でしょう。
こちらの組み合わせは若い年代層も着ていただけますし、60代の方でもお召しいただいてもおしゃれではないかな~
着れる季節は5月頃から10月の中旬頃まで着れるのではないかと思いますが、ジーンズを着るような気持ちで着ていただけたら着物の持ち味が発揮できるのではないでしょうか。

片貝木綿の半巾帯に合わせたフクロウさんの帯留
そして忘れて欲しくないのが遊び心。
特に普段着に遊び心があると、着て出ることにワクワク感があって楽しく思えるものです。
片貝木綿の半巾帯に帯留めを加えてみましたが、その帯留が樹木で休んでいるフクロウさん。
目立つものでありませんが、そのさりげない感じが遊び方を知っている上級者に見えることがあって、楽しめるものです。
加えて価格がリーズナブルところも庶民派ぽくって見逃せない一品かと思っています。
ということで、今日はここまでとさせていただきます。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







