明日10日から18日(日)までお盆休みという先が多いのではないでしょうか?
店の仕入れ先はほとんど明日からお盆休みに入ることから、店の商品以外でご注文をいただくことがあっても、19日(月)以降の対応となってしまいます。
それに、明日から店のスタップがお盆休みに入ることから、店を一人で守らなくてはなりません。
お盆休みが明けるまで寂しい状態ですが、来店客の対応と、秋に向けてのプランニングを考える機会にしたいと思っているところです。
その前に、2019年度のゆかた商戦を振り、来年の店作りに活かせるキーワードを探しておかなければなりません。
今日はその時間に当てたいと思います。
今年も体型に合った浴衣を反物から仕立てるという提案方で浴衣の魅力に迫ってみましたが、物事は筋書き通りに動かないもので、お客様の反応は鈍くて苦戦させられた2019年でした。
それと同じようなことを仕入れ先の担当者が話していましたが、専門店さんは何処も良くなかったみたいです。
一方で既製品のゆかたを扱う仕入れ先に今年のゆかた動きを聞いてみると、プレタも動きも悪かったようです。
私が集めた情報では、反物も既製品のゆかたも不振に終わろうとしていて、これまでと潮目が変わってきていることを感じさせられていますが原因はどこにあるのでしょう。
私が思うには、花火大会に牽引されて浴衣が動いていたように捉えていますが、花火大会がマンネリ化していたり中止になったりして、浴衣を着る人が減っているのではないかと想像しています。
それと若い年代層を中心にリーズナブルな既製品のゆかたが注目されていましたが、そのニーズがレンタル浴衣を活用したり、ネットからお得なサイトを利用して買い物を済ませている人が増えているのではないでしょうか?
仮にそうだとしたら、着物を知らない人たちは、想像の中で色柄だけを見てオシャレを楽しんでいるところがあり、体型に合った寸法であるかどうかや、素材の良し悪しや着心地、もっと言えば、トータルバランスが本人に合ったものなのかの判断ができないままにゆかたを選んでいるのではないでしょうか?
口を挟む専門家がいないとが、買い物をする側にとっては気楽なんでしょうが、着たときのおしゃれ感は本人が思っていたものとは少しズレがあって、不満に思うところがあっても着物を知らない人には、これが着物なんだと決めつけている部分があるのでしょう。
おしゃれをしたいという部分では、損をしていると言わざるおえませんが、されど、きもの専門店に足を向ける勇気がないというのがゆかた初心者の心理かもしれませんね。
浴衣市場を考えたときに、若い年代層の考え方に合わせていくという戦術は、夏の間だけゆかたを取り扱う量販店にお任せして、きもの専門店さんは着物屋としての信念を貫きながらも、初心者に優しい店をどうしたら作って行けるかを考えていくことが生き残れる条件の一つと考えています。
なので今年の結果を真摯に受け止めて、次のステップを今から考えていくことが求められているのでしょう。
私に店は一般的な大衆品は不人気で、こだわりのある品質の高い浴衣地が動いていて、来年はこだわりのある浴衣地だけで勝負してもいのではないかと思っているところです。
まだ夏は終わっていませんが、ゆかたという馴染みやすい着物を通していろんなことを教えられている気が致します。
まとまりのない記事になりましたが、盆明けまで浴衣関係の商品はセールを続けていまして、興味をお持ちでしたら一度覗いてみて下さい。
さて明日から店を離れられない事情ありまして、妻のお墓参りをするのと同時に、親せきや友人が多く妻の下へ来てくれるもので、その受け入て体制を整えてまいりました。
お墓を掃除して、お花が生けられるバケツみたいなものや花器を増やしてきました。
これで安心です。
妻は訪れれてくれる人を待ちわびているのではないかな~
妻の近くにいるとそんな想いが伝わってくるから不思議です。、
では、これにて・・・
お休みなさい。