ここしばらく人の出入りが多くあって、一日の残された時間を自分に向けることができませんでしたが、静かな時間に流されるのも困ったものです。
久しぶりに自分のペースで仕事ができたものの、店の寄ってくれた仕入れ先の話を聞くと夏休み状態をが続いていて、踏み出す方向性を見失っている感じが致します。
それは私も同じで、秋に向けての構想を具体的な形に変えていく時が来たのかもしれません。
実は秋の神無月展を10月の18日(金)より21日(月)までの4日間を考えていて、型絵染の染織作家でもある荒川眞理子氏の作品を紹介させていただく段取りで事を進めているところです。
期間中の二日間(18日・19日)に限りますが、荒川氏のお力をお借りしたくて、活動拠点となる茨木県水戸市から店に来ていただいて型絵染について語っていただく機会を設けたいと思っています。
その矢先に浮上してきたのが、荒川氏を囲んでお客様と共に語り合える夕食会の企画案。
お客様にその話を持ち掛けたところ、そのな機会はめったと無いので、取り入れてみもいのではないかとの声。
私が言い出したことですが、仮に夕食会を設けるとしたら荒川氏がお越しになられているときで、会の初日となる18日(金)になります。
そうなればお客様を集めて食事ができる場所を押さえなくてはならないし、何よりのお客様に呼び掛けをして参加者を募らなくてはなりません。
このような染織作家さんとお客様との交流を図る企画は初めてのことで、面白いと思う反面、参加者が集まるかが不安で、正直なところどうしたらいいか迷っています。
私の商売の信条として、変わらないのは商いに対する姿勢であって、絶えず変えていかなくてはならないのは新しい取り組みかと考えています。
昨日よりも新しいことを探す今日でありたいし、それを実行できる店でなければ、魅力ある店に進化していかないのではないでしょうか?
そこ待ち構えるのが失敗です。
誰もが失敗を望んでいる訳でないが、失敗をしないと見えてこない真実があることを知っておかなければなりません。
その失敗には成長が潜んでいて、その活かし方は諦めないことではないでしょうか。
結果がすべてではないことを言い聞かせて、何を育てていくべきかを自分に問いかけてみたいと思っています。
このブログをご覧になられている方で、何かご意見があればお聞かせください。
こちらの銀ネズの訪問着、なかなかのものでしょう。
気品とエレガンスさを兼ね備えていて、模様の付け方がとても素敵なんですね~
帯などのコーディネートの仕方で、お若い年代層にもお召しいただかるものではないかと思っていますが、パーティの席などに着ていただけたら輝きを見せる訪問着ではないかな~
着物の裾に柄が詰まっていて、これまでの訪問着柄とはまったく違うものです。
秋を目の前にして、心が惹かれる着物だったものでここに紹介させていただきました。
ということで、これで今日を閉じることと致します。
では、おやすみなさい。