昨日の草むしり後の筋肉痛や疲れも少し残っていまして体の重い一日でした。
5月もコロナの影響で大苦戦していまして、いつになったらお客様が戻り始めるのかと思うこの頃です。
そんな中で私が一番知りたいことは、全国にいる同業者達は目の前に迫っている夏商戦をどう考えているのでしょう。
京都の仕入れ先との接触がないもので情報が全く入ってこなくて、職先の対応も含めてコロナ不況へと向かい始めている最中だけに、この先の舵取りに興味を持っています。
前例のないことだけに物事の考え方で明暗が分かれるのでしょうが、俗に言う勝ち組に入れるお店は一握りになるのではないでしょうか?
何故なら、呉服店が最も苦手としている想像力と新しい風を生み出せる力を持った先が極めて少ないからです。
全員が同じ出発点に立っている訳で、せめて、「今、何ができるのだろう!」そんな問題意識を持っているだけで、未来に向かう風が吹くということを言い聞かせたいです。
さて今日は絽の小紋で夏をコーディネートしてみたのでご覧ください。
着物は格子柄の幾何学模様で、見方によっては縞柄になって見える小紋です。
夏の着物生地としてもっとも代表的な「絽」の着物地を使っているだけのことで、夏のオシャレを主張するには季節感を出すことで、朝顔模様のすくいの帯で夏の着こなしを表現させていただきました。
カジュアルな街着ですが、砕け過ぎず品の良さもあって、着る人を選ばないコーディネートではないかと思います。
腹はこんな感じでつぼみ柄が前に出ますが、涼感のある水色の帯〆で甘いムードの装いを締めて、帯揚げには少しばなりスパイシー感のあるレモン色の帯揚げで組み合わせてみました。
気持が若返って可愛いと思いませんか?
今年はコロナ感染対策として、三蜜が起こるような所は避けるように耳にタコができるくらいテレビが叫んでいて、着物を着て楽しむという単純な遊び方ができなくなっています。
業界人として本当に辛いですは、着物遊びとしてソックス式のレース足袋を合わせるというのはどうですか。
それがこの画像になります。
あいにく白が品切れになってしまって、黒、水色、ブラウン、ピンクの順に4色のレース足袋が目にできるかと思います。
この4色の中だったら、「水色のレース足袋」も悪くないと思いますが、白が品切れとなった時点で割引対象の商品にしたいと考えているところです。
このレース足袋は撫松庵がゆかたを夏着物風に着こなす提案をしていまして、その中でレース足袋はあったことから、面白さを感じるところがあって夏着物提案の中に加えてみたものです。
それも白が抜けたことで、この4色を夏商戦の刺激剤となるものにしたいと考えていまして、割り引き対象商品に入れたいと思っております。
その価格は、店内で発表させていただけたらと考えていますが、夏物は短期決戦だけにスピーディーな判断と実行力が求められます。
夏商戦を勝ち抜きためにもオンラインショップの活用が必要になってくると思われますが、コロナ不況が来ることを想定して、微力ながらその方面にも力を注いで結果を残せたら自信に繋がるのではないでしょうか?
頭を整理しながら「今の私に何ができるのか!!!」を 今一度考えてみたいと思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。