加賀小紋を染めている坂口幸市氏が創作された絹紅梅小紋をコーディネート

加賀小紋を染めている坂口幸市氏の絹紅梅小紋をコーディネート

【メチャクチャに忙しい日】

 

 

今日も午後からメチャクチャ忙しくて、加賀友禅色留袖のお見立てをさせていただくお客様がお越しになっていたのですが、その間にお客様がきもの相談にお越しになり、お見立てを中断すること2回。

延べにして30分以上お待ちいただいたかもしれません。

 

色留袖のお見立てが終ってからもお客様が続き、店内の商品整理が出来るまでになったのは午後5時を廻っていて、綺麗に片付くまでに約1時間近くかかりましたが、いろんなきもの相談をいただけるに自分でも驚いています。

そして今日は40代前後のお母さんが3人お越しになっていて、着物を着ようとしている若い年代層が店に寄っていただけることに喜びを感じてた次第です。

 

それにしても毎日が忙しくて、次の一手を形にしないとならないのですが、それが思うように進んでいません、

冷静になって振り返ると焦りしかありませんが、物事を整理し、優先順位付けて片付けて行けたらと思っています。

 

今日はブログ投稿を残すまでとなり、記事を書くことに集中させていただきます。

 

店内に夏物が並び始めましたが、加賀小紋を染めている坂口幸市氏の絹紅梅小紋を帯でコーディネートしたものをディスプレーしたのでご覧ください。

 

 

【坂口幸市が染めた絹紅梅小紋をコーディネート】

 

 

 

加賀小紋を染めている坂口幸市氏の絹紅梅小紋をコーディネート
加賀小紋を染めている坂口幸市氏の絹紅梅小紋をコーディネート

 

それ一つが紫地の「絹紅梅 加賀涼情」というものです。

 

合わせた帯は麻生地に百合と桔梗を染めた白っぽい染帯で、坂口さんの幾何学模様の絹紅梅に良く合っていると思いませんか。

 

こちらの商品の価値は、以前にも記事にしましたが、日本工芸会正会員の坂口幸市氏が高齢のために加賀小紋を染めることが出来なくなっていまして、ここに紹介させていただいた絹紅梅は最後の仕上げを残したまま、体調を悪くして、何年か寝かしていた着物だったそうです。

 

それを息子さんである染師の「坂口裕章氏」が仕上げ、お父様の落款(らっかん)を入れて、最後の5点が今年発表になったものです。

坂口幸市が手がけた絹紅梅はこれが最後だと担当者から聞かされていたので、貴重な着物になると思って。3反仕入れましたが、すでに1点お嫁入りが決まっていまして、その中の一反をここに紹介させていただきました。

 

綺麗な組み合わせだと思いませんか?

普段の夏着物の装いとなりますが、加賀小紋の味が出ていて魅力的な夏着物かと思っています。

 

5月の東京展には、お嫁入りしていなければ坂口幸市氏の絹紅梅小紋と坂口裕章氏が染めた綿絽浴衣を持って行きたいと考えていますが、売約となってしまったらゴメンナサイになるかもしれません。

 

ブログ記事を読んで興味をお持ちでしたら早めに相談ください。

 

ここまで記事を書き終えたので、今日はこれで終らせていただきます。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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