午前中に県外から着物のことで問い合わせをいただいていたお客様と電話でお話をさせていただく機会をいただきました。
お客様は遊び心のある凛とした雰囲気の着物がお好みなのか、店の商品を合うところがありまして、30分以上お話をさせていただいたかもしれません。
初めてお話をさせていただく訳ですが、着物に対する価値観が私と似ていまして、久しぶりに着物愛好家とお話をすることができました。
ブログ記事から私のお気に入り商品の一つであるマニアックな着物が目に留まったみたいで、購入をいただいた訳ですが、他にもネットからの注文や着物の着こなし相談がいくつか入って来ていて、改めてネットが結び付けてくれているご縁に感謝している次第です。
もしも私がネットに関心を持つことがなければ、県外の方との繋がりを持つことはできなかったでしょうし、店の存続も怪しかったかもしれません。
そして勧められるままに始めた「すたんどFM」。音声のみが流れるラジオみたいなものですが、恥ずかしくて自分の声が聴けません。
言葉は詰まるし、同じことを繰り返して話していたりして、レベルの低さにこれでいいのかと思っていますが、今は慣れることが私のミッションかと考えているところです。
コロナ禍で和装業界が苦戦している中でネット対応は新しいビジネスチャンスかと考えていて、チャレンジすることに意味を持つと思いたい。
心得ておきたいことは結果は努力と気苦労の量と比例しているということで、どうしたら目の前の壁を動かすことができるかを四六時中考えて行動することかと思っています。
そして忘れてならないのが「美しさの追求」です。
この核心の部分を抑えておかないと、着物ファンを増やしていくことはできないのでしょう。
そう考えるともっともっと楽しい店にしていきたいです。
そう、新しい和のファションが発信できる店になりたいです。
さて、今日は「本べっ甲かんざし」を紹介させていただきましょう。
それは飴色に近いものほど高価とされているかんざしです。

本べっ甲琥珀かんざし
そん一つがこちらの画像で、麻の葉の彫りを加えた楕円形のかんざしです。
着慣れている人が身に付けたらたら素敵でしょうね~

本べっ甲琥珀かんざし
同じ麻の葉の彫りを加えたものでも本体全てが飴色となればお値段も跳ね上がります。
こちらの形はバチ型で身に着ける人を選ばないオーソドックスなタイプと言えるでしょう。
このようなかんざしは次の世代へと譲っていける価値ある品です。
言葉が足りていないかもしれませんが参考にされてください。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







