冬が近づいていることを思わせる天気となり、そろそろ冬支度を考える頃となったのではないでしょうか。
と言いながらも我が店は23日(祝・水)から開催させていただく「感謝祭」の準備で気忙しくしていまして、せめて冬を楽しむコーディネートが提案できないかと楽しい組み合わせを考えてみました。
今日も「十五万円以内の着物や帯の会」に出品させていただく商品の中からワクワクする品でトータルコーディネートしてみたのでお楽しみください。
まずはこちらの映像から・・・
【パンダの帯で冬を楽しむきものコーディネート】
セレクトしたのはモスグリーンの縞柄小紋にパンダの帯を合わせて冬の必需品とも言える防寒草履でコーディネート。
面白さが凝縮した組み合わせかと思っていますが、このような着こなしでお友達と観劇やコンサートに出かけたり、お気に入りのレストランで美味しいディナーとワインで優雅な時間を味わってみるのも悪く無いと思わない。
気取らないカジュアル感があって素敵だと思うな~
こちらの着こなしで最もオシャレのポイントが高いのはパンダの帯ではないでしょうか?
絞りとアップリケでパンダを描いた帯で、ダークな色合の着物にクリーム地の帯が浮かび上がり、そこにパンダのデングリ返しの模様が描かれているから、これを目にした人は驚きがあるでしょうな~
腹にも2匹のパンダが絡み合う模様が描かれていて、帯締めと帯揚でコーディネートを整え、べっ甲もどきのかんざしでオシャレを演出させていただきました。
しかしそれだけではオシャレな装いは未完成で、合せる長襦袢にもこだわってみることに・・・
セレクトしたのは黄緑色の雪の結晶柄長襦袢です。
きものが縞柄という小粋さがあっても、単調な幾何学模様だけに長襦袢で季節感を出してみました。
袖の振りや袖口からチラリと見える色と雪の結晶柄に隠れたオシャレ感がセンス良さを伝えているのではないでしょうか?
となれば半衿にもこだわりを持ちたいものです。
これからのシーズンを考えたときに、抑えておきたい冬の風物詩と言えば雪とクリスマス。
ここが重要なポイントで、さりげなく白ベースに雪だるまとクリスマスを印象付ける刺繍の半衿を加えることに・・・
このコワザがオシャレを輝かせてくれるんですね~
ここまで気配りが出来たなら、きもの遊びのプランを考えたくなるに違いありません。
同時に誰かに見て欲しい気持ちが膨らんで、カレンダーを見始めるのではないでしょうか?
これが洋服では味わえない和装の面白さかと思います。
こちらが今回のコーディネートに合せた小物達です。
お値段が気になるかと思うのでお伝えさせていただきます。
かんざし → ¥4,180 (オンラインショップに掲載)
刺繍半衿(ポリ100%) → ¥8,800 (オンラインショップに掲載)
帯揚げ(絹100%) → ¥15,400が20%offの¥12,320 (感謝価格となります)
帯締め(絹100%) → ¥14,300が20%offの¥11,440 (感謝価格となります)
ゴマアザラシの防寒草履 → ¥77,000 (オンラインショップに掲載)
縞柄小紋は¥143,000 → ¥121,000 (感謝価格となります)
パンダの帯は¥14,300 → ¥132,000 (感謝価格となります)
長襦袢は¥88,000 → ¥70,400 (感謝価格となります)
そしてコーディネートの最後の〆は、来年の干支柄となり加賀染め足袋の「雪兎と鈴」で私のコーディネートを終らせていただきます。
防寒草履を履いているとつま先に雪兎は隠れてしまいますが、かかとの鈴はチラリと顔を覗かせます。
仮に貴女の装いから鈴の柄が目に入ったとしたら、ここまでオシャレにこだわっていることに驚きがあるに違いありません。
まさしくオンリーワンの貴女だけに着こなしとなることでしょう。
23日からの感謝祭には、他店とはひと味違った着こなしが提案できればと考えているので、お時間を作って遊びにいらしていただけたら嬉しく思います。
但し感謝価格は28日(月)までとなりますので、間違いのないようにされてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。