【店主の呟き】
来る20日(土)からの「はじめまして東京展」に出品したいと考えている商品を箱詰したいのですが、お客様の出入りがあるために思い切れません。
というのは、現在ディスプレーしているきものや帯を箱詰めにすると店はまったく機能しなくなり、お客様を迎える店舗でなくなってしまうからです。
しかし箱詰めしてみないと、用意した箱の数で足りるのかの判断が付きにくく、いつから箱詰めしたらいいを迷いながらいます。
とにかく外に出て展示会をすとことは過去に一度もなくて、商品を持ち出すという慣れない作業に苦しめられています。
どれだの人が足を運んでいただけるのかまったく見当が付かず、一人相撲で終わることだって考えられるのに、今の私は、お越しいただいたお客様に楽しんでいただけるにはどうしたらいいのかを一生懸命考えていて、自分が不思議な人間に思えてなりません、
とのかく結果を恐れずに、これまで培ってきたことが東京の地でどれだけ通用するのかを確かめてみたいと思っています。
そこから新しい扉が開くと考えていて、まさに田舎者の大冒険が始まるのでしょう。
このプレッシャーが未来を替える力になると考えて、踏み出してみたいと思ってます。
【ボルドーの地図の染帯】
こちらはとても風変わりな染帯でフランスのボルドーを地図にしたものです。
このような帯でお酒を楽しみたいと思っている少数派の方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの帯を活かしてきものコーディネートをしてみたのでご覧下さい。
【お進む進むきものコーディネート】
きものの柄を綺麗に写すことが適いませんでしたが、金ネズに縞柄の小紋と合わせてみました。
黒地の染帯のお太鼓がボルドーの地図になっていて、この装いでワインパーティーに出席されたら楽しいと思いません・・・。
この染帯の腹の模様がワインボトルのラバルになっていているところに面白みがあって、帯〆と帯揚の色を足してお洒落を演出してみました。
個性が強すぎるかもしれませんが、誰も手にしていない帯でお酒を楽しめたらステキかと思っています。
いろんな着物の楽しみ方がありますが、私の店らしい提案を「はじめまして東京展」でできればと考えているので、興味をお持ちでしたら、せひ足を運んでみてみてください。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。