今日は出来上がった12月号の「あ・うん」を持って外廻り。
お天気も良かったので気持よく回れましたが、店の戻ってから投稿準備をしはじめると睡魔が襲ってきましてね~
しばらく仕事が手に付きませんでした。
厳しい現実と変化に乏しい日々の中で、どうしたら現状を変えられるかを必死になって考え、少しでも改善が図れて踏み出すことにこだわっています。
この年になっても夢を見られることが粘り強さに変っているのかもしれないが、能力が乏しく無理をしていることがオーバーヒート気味になっているのでしょう。
自分でも呆れてますが、この馬力がいつまで続くのかが心配です。
現実に話を戻しましょう。
【森健持さんという辻が花の染織作家】

森健持さんが染めた辻が花訪問着
辻が花を染めていらっしゃる染織作家さんで「森健持(もりけんじ)」さんという方がいらっしゃって、その森さんの作品に心が惹かれます。
こちらの画像は数年前に雑誌で紹介された辻が花訪問着になります。
【辻が花訪問着】

森健持さんが染めた辻が花訪問着
画像を大きくさせていただきましたが、紬の生地を絞って描いた辻が花です。
おしゃれ着になりますが、とても素敵な着物かと思っています。
その森健持さんの作品で着物コーディネートした画像を用意したので、今日はそれを紹介させていただきます。
【雲龍の絞り小紋を辻が花の帯でコーディネート】

森健持さんが染めた雲龍小紋を辻が花の帯で合わせる
それがこちらです。
ブルーグレー地の柔らかな色合に雲龍模様を絞り染めした小紋を紺地に染めた辻が花の帯で組み合わせ、葵柄の加賀染め足袋でお洒落を演出してみました。
言うまでもなく着物と帯は森さんの作品で、コーディネートしたときの色のメリハリも効いていて、とてもお洒落な着こなしではないかと思っています。
【辻が花の帯】

森健持さんが染めた辻が花の帯
とくに辻が花の帯に魅力を感じていて、深さを感じさせられる味が半端なくあるように思っています。
この柄を紬の生地に絞っているのだから、森さんの技としかいいようがありません。
森さんの作品はいくつか持っていますが、森さんを語るなら「辻が花」になるのでしょう。
他にも辻が花の帯があるので、興味をお持ちでしたら気軽に相談ください。
今日は仕事を早く切り上げて、我が家でゆっくりさせていただきたいと思っています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







