今年も快晴となりまして、外にいても寒さを感じない穏やかな一日ではなかったでしょうか。
能登半島地震さえなければ浮かれた気分でいられましたが、そんな気持にはなれず、店作りの立て直しに必死になっていまして、4月の卯月展に特集を組み予定でいる商品の撮影などもあって朝からバタバタしていました。
お天気ガ良くて気持を豊かにすることができましたが、仕入れ先の担当者も代わる代わる来ていまして、人の打出入りの多い日でもありました。
とにかく忙しい一日で、夕方になって疲れが吹き出していて集中力を失いながらもパソコンを動かし始めた私です。
その私が本日提案させていただくのは。水色に白の細縞小紋で穏やかば春を作ってみっました。
【春を楽しむ着物コーディネート】

水色の小紋を全通柄の染帯でコーディネート
そのコーディネートがこちらになります。
遠目からは水色の小紋になって見えるかもしれませんが、全体が細縞になっていまして、その縞柄に華やかさを加えるかのように金加工の短いラインを飛び模様のようにして、着物の表情を豊かにしております。
添付させていただいた画像から金加工のラインが確認できるかと思いますが、きもの遊びを想定して趣味性のある帯でコーディネートさせていただきました。
【全通柄の染帯】

全通柄の染帯
合わせた帯は帯地の端から端まで模様が入った全通柄の染帯で、グレー地に描かれた花模様がとても可愛いと思いませんか。
全通柄なので、胴回りが豊かな方でも模様を出る箇所を気にしないで帯結ができて、お太鼓も作りやすいのが全通帯の特徴です。
それも染帯となっているので、着姿が柔らかく映って、きもの遊びを楽しんでいる姿が目に浮かびます。
【加賀染め足袋の葵柄】

加賀染め足袋「葵柄」
こちらの着こなしに、他で見かけることがない加賀染め足袋でお友達と差別化を図ってみるのも、きもの遊びのポイントの一つかと思えます。
右足はつま先にワンポイントの葵柄を手描きしていて、左足はかかとに小さく葵柄を入れて、足袋にお洒落感覚を盛り込んだオンリーワン足袋です。
加賀染め足袋は他にも模様を用意していまして、すべてオーダーメイド足袋となります。
興味をお持ちでしたらオンラインショップを開いてみてください。
何か分かりにくい点がありましたら、いつでも電話やメール、ラインなどでお尋ねてください。
今日も簡単な記事になりましたが、自宅に戻って体を横にしたいと思っています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







