マリンブルーの小千谷ちぢみを刺繍夏帯でコーディネート・東京で逢いましょう

ゴールデンウィークが終ってしまいましたね~

今年はお天気に恵まれて有意義な時間を作れたのではないかと思います。

 

ゴールデンウィーク期間中に一日だけお休みをいただきましたが、お客様は少なくて、東京展のことをいろいろ考えながら、会場に送る商品の種分けや箱詰めなど、マイペースで東京展の準備をしていました。

 

さて、昨日も今日も新規のお客様が店に来られていました。ここに呉服店があることを知っていたが、店に入るのは初めてだと行って色々話を聞いてみると、昨日の方は、お取引のある呉服店が倒産したり廃業したりして、3軒の呉服店が消えていったそうです。

 

60代の方かと思われますが、呉服店さんとの巡り合わせの悪さを口説かれていました。

 

そのような話から、長年ここで商売を続けていることが不思議に思えたのか、根掘り葉掘り聞かれましてね~

お取引ができそうな呉服店さんを探している感じでしたが、私からしたら少し違和感がありましたね~

 

そして今日も新規のお客様がお越しになっていましたが、その方も不思議に思われていたのか、着物を着ない時代になり、呉服店が廃業していく中で、長年この店が経営のスタンスを変えずに続いていることに、感心の眼差しで見ていた感じがします。

 

確かに郊外で着物と和雑貨に特化した店作りをしている先は極めて少なく、それも30年近くこの場所で続けていることが不思議に思えたのでしょう。

 

着物業界はバブル経済をピークにして、それ以後、右肩下がり状態が続いていて、コロナ禍が終ったかと思えば、能登半島地震という不幸な出来事に見舞われて、県内で着物関係の仕事に従事されている方は、とても厳しい状況にあると言えるでしょう。

 

経営の体質を変えられなかった先が廃業に追い込まれている気がしますが、決して人ごとではありません。

 

ネットを続けていることで現在の店作りが続けられているのかもしれないが、その店がこの週末に2回目の「東京展」を開催しようとしていて、未来を占う分岐点ともなる催事なだけに、不安な気持に支配されています。

 

今は難しいことを考えないようにして、東京展の準備に集中できればと思っています。

 

東京展では普段の店作りの在り方を東京の地で再現出来ればと思っていますが、お客様のご要望があって品揃えをさせていただいている訳ではないので、取りあえず、どんな店なのかを確かめに来てください。

 

過去のブログ記事やInstagramから、“こんなのある~”から始ることがあってもいいと思っているので、何でも問いかけてみてください。

 

誰もが共通する和装小物を出来るだけお持ちできればと考えていますが、商品量との兼ね合いもあって、荷物を出し切れないことがあるかもしれませんが、この点も気軽にお尋ねいただけたらと考えています。

 

荷物の出荷は9日の水曜日となるので、何か見たい商品があれば、メールや電話をください。

 

さて東京展では小千谷ちぢみも品揃えさせていただくので、その中からビビッと来る色合の小千谷ちぢみをコーディネートしたのでご覧ください。

 

 

【マリンブルーの小千谷ちぢみを百合柄の刺繍帯でコーディネート】

 

 

マリンブルーの小千谷ちぢみを百合柄の刺繍帯でコーディネート
マリンブルーの小千谷ちぢみを百合柄の刺繍帯でコーディネート

 

それがマリンブルーの小千谷ちぢみに百合柄の刺繍夏帯を合わせた組み合わせです。

綺麗な色合のコーディネートだと思いませんか。

 

 

【アタバッグにグリーンの会津桐漆草履】

 

 

アタバッグにグリーンの会津桐漆草履
アタバッグにグリーンの会津桐漆草履

 

合わせたアタバッグとグリーンの草履の素敵でしょう。

このアタバッグは「ブァンサンカン」の7月号に掲載となりますが、グリーンの木目柄の草履がお洒落で素敵だと思いません。

 

【加賀染め足袋「千鳥に青海波」】

 

 

加賀染め足袋「千鳥に青海波」
加賀染め足袋「千鳥に青海波」

 

最後に加賀染め足袋「千鳥に青海波」でコーディネートを整えてみました。

好みもあるかと思いますが、いい感じでまとまったかと思っています。

 

東京展に持っていくので小千谷ちぢみの色をご自身の目で確かめてみてはいかがでしょう。

 

では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。