東京に送る荷物の荷造りが始り、店内は売場の形を失っています。
私たちの心は東京展へと向っていて、娘も同行するもとから10日(金)~12日(日)までの間、休業とさせていただきます。
そして今日は石川県和装振興会の総会があり、その後懇親会にも参加していたもので投稿が遅くなってしまいました。
懇親会の場で同業者といろんな話をさせていただきましたが、皆さん年を重ねてしまったのか、昔のような勢いを失っていましてね~
インターネットを生かした店作りが苦手だという先が多いことに驚きがありました。
これがきもの業界の現状なのかもしてません。
その意味ではまだまだチャンスがあると思えますし、新しい取り組みが明るい未来を切り開いくことが出来るのではないでしょうか。
目の前に迫っている「東京展」は新しい店作りにおいての一つの形で、どう転ぶか分からない不安もありますが、新しい人との出会いをとても楽しみにしています。
同時に長年続けて来たSNSへの手応えを知る上での大切な二日間で、その参観日ともなる機会になることでしょう。
娘にもその現場を見てもらいたくて手伝ってもらいますが、今は不安でしかありません。
お時間が許すようであれば、日本橋で開いている私の店を見に来てください。
会場は日本橋富沢町5番3号 「一文(株)東京店」のビルの2階です。☎03-3661-2797
そのビルの入り口には、幸せを呼ぶ「赤い椅子」が置いてあるので、すぐに分かるかと思います。
さて今日は東京展に出品させていただく商品の中から、おしゃれな帯揚げを取り上げてみました。
【おしゃれな帯揚げ】

袷用の小洒落たちりめん帯揚げ
この画像は袷物や今の時期の単衣物に合わせるちりめん地の帯揚げで、流れるようなよろけた線と色合が絶妙なバランスで描かれていて、とってもお洒落だと思わない・・・。
シンプルな模様の小紋や紬などに合わせていただくと、縞柄が斜めに現われておしゃれな表情を見せてくれることでしょう。

夏用の墨流し帯揚げ
こちらの帯揚げは、絽ちりめんの墨流しと言う技法で染められたもので、上下の色合が変わるので、二種類の夏の帯揚を手にしたことになります。
絽ちりめんの素材なので、5.6月の単衣時期から盛夏は勿論のこと、9.10月頃まで使っていただける帯揚げです。
どちらも斬新ですが、コーディネートが上手くはまると、その着こなしは200点満点にまで輝く帯上げかと思っています。
参考になるものであれば有難いのですが~
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







