今日の子供の日は、今年初の真夏日で石川県加賀市で33.8℃まで気温が上がったようです。
気温が暑くなっていると思ってましたが、ここまで暑くなっているとは思っていなかったもので、スマホニュースを見て驚いた次第です。
熱中症で病院に運ばれたという二ュースがあちこちで採り上げられる夜となりそうです。
今年は夏が暑いと言われていて、その気候変動を裏付ける一日なりましたが、店としても暑さに対応できる着物や帯であったり、和装小物での暑さ対策をいろいろ考えておかなくてはなりません。
【暑さ対策の和装小物たち】
その暑さ対策の和装小物として、ヘチマの前板と帯枕で帯を締める部分に風通しを良くすることで、暑さ対策に繋がるものと思っています。
天然のヘチマ素材は軽くて風通しを良くしてくれるので、ガーゼで帯枕を包んだ品をお勧めさせていただきます。
お値段は税込み価¥2,970となります。
同じく天然ヘチマのベルト付き前板もお勧めです。
帯板の下は肌着、長襦袢、着物と生地を重ねて行くと、それだけで“おへそ”の部分には6枚の生地が重なり合い、そして帯を締めると、三重に巻き付けるとしたら、おへそ当りは、更に生地が何重にも巻かれるので、最も暑いエリアと言っても過言ではありません。
その部分に通気性のあるヘチマが形を替えた前板としてあると、暑さ対策となるものだと思います。
お値段は税込み価格¥3,190となるものです。
そして本麻の半襦袢と裾除け、又は麻のステテコは長襦袢の代わりとなるので、こちらもお勧めさせていただきたい。
半襦袢の襟には絽の白い麻素材の半衿が取付けられていて、背に衣紋抜きが付いているので、それを上手に使えば、襟の形が壊れにくくなります。
袖丈の長さが1尺3寸(49㎝)となっていて、袖も麻の楊柳となるので、素肌にべた付くことはありません。
むしろ通気性が良くなるので、暑さ対策としては横綱級だと思っています。
私もこのステテコの生地を愛用していますが、洗濯機で洗っても縮まないし、乾きが早いので麻のステテコがお勧め。
注文を入れ忘れていたので、この4点の品数に麻のステテコが加わると思っていてください。
本麻の半襦袢は税込み価格は¥20,900で、ステテコと裾除けは共に¥11,000だったように記憶しています。
これは共にM寸の価格で、L寸になると共に¥1,100高くなることを記憶に留めておいてください。
東京展の会場に暑さ対策の和装小物を持っていって、注文が取れたらと思っていますが、どうなることでしょう。
そして今日はもう一つ話題があります。
【芭蕉柄の黒地紋紗長羽織の提案】
これはこの時期から羽織っていただける、単衣物の紋紗長羽織、又はちり除けコートととして仕立てる、芭蕉柄の黒地反物です。
このシースルー感が小洒落ていて素敵だと思いませんか。
【加賀友禅の紋紗長羽織又は単衣コート】
一方こちらは、紋紗の単衣コートか長羽織となるもので、加賀友禅作家・宮野勇造氏が描いた作品となります。
黒地に芭蕉の紋紗と用途は同じで、生地の透け感は圧倒的に黒地の方が勝っています。
こうして画像を大きくしてみると、お上品な地紋が確認できるかと思いますが、加賀友禅の商品の中で注目を集めているのが、この単衣長羽織か、ちりよけコートで、東京展にていくつか紹介させていただく予定でおります。
こいして、着々と準備が進んでいますが、さすが今日のこの暑さで 疲れを感じています。
明日も箱詰めが続きますが、明日も天気に負けないで 一勝懸命頑張るつもりでいます。
なので、今日は今日は早く切り上げさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。