今日は開店時から午後3時頃までお客様が途切れることがなくて、忙しくさせていただきました。
お客様の多くは、着終わった後のお手入れ相談であったり、きものの縫い直し相談だったり、お客様が困っていることを店が対応するというもので、店の役割というものを改めて感じさせられた一日でした。
お客様の中には、10年後に娘が成人式を迎えるが一式揃えるといくらぐらいかかって、いつ頃振袖を用意したらいいのかと尋ねる方がいましてね~
そこで私は、お手頃感のある振袖を準備することもできるが、量販店が扱っている振袖と仕入先が染めている振袖とは品質や価格も含めて大きく異なっていて、7・80万~100万円以上するとお考えください。
しかし10年後となれば、きもの業界が良い方向に進化しているとは思いにくいところがあって、伝統的な技をを継承する職人さんが少なくなって、品質の良い振袖は作れなくなってるかもしれません。
18才くらいになれば大人の体格になっていると思われるので、その頃から心の準備をしておかれてみてはいかがでしょう。
ご縁をいただけるものであれば、私の店に相談をいただけたら嬉しく思います。
そのような話しをさせていただくと、お客様は、このお店のきもののセンスが他の店とはまったく違っていて、コーディネートセンスがとても気に入っているというのです。
振袖をこの店で用意したことを打ち明けられましてね~
お客様は店のブログを見てくれているのかもしれませんがとても勇気づけられる言葉でした。
心より感謝致します。
お客様が帰られてから、「10年後か~」
それまで、変わらずきものに情熱を傾けて店の切り盛りができているのだろうか?
仕入先が残っているかも不安材料の一つだが、センスの磨き上げてお客様の期待に応えられる店で有り続けたいです。
そうなりたいと思ったら、これまでと同じようにコツコツ積み上げていく努力を怠ってはならないし、ネット対策も必要とされるのでしょうね~
それにしてもお客様の声は有り難いです。

秋のタペストリー(税込み¥13,200)
暑さ寒さも彼岸までといわれている、秋分に日の祭日ですが、長女から婿さんの家族も交えて夕食を共にしないかと誘われましてね~
閉店後はネット関係の投稿をしているだけのことで、時間を調整すれば駆けつけられることから、店を少し早く閉めて孫の元へ走りたいと思っています。
簡単な記事となりましたが、今日はこれで閉店と致します。
ではこれにて・・・
さようなら。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







