春夏秋冬を着物でコーディネート・明日から5日間の会期で涙市が開催になる

秋の装い

時間を掛けて「涙市」の準備を進めてまいりましたが、明日からいよいよ本番です。

いつものことですが催事前になると、「店が投げたボールを受け止めてくださる方がどれくらいらっしゃるか」と、気に掛かって仕方ありません。

 

そのようなことを考えていても何も変らないとしたら、前を向いて踏み出す気構えでお客様と接して行かなくてはなりません。

 

その積み重ねが結果を生むので、心して現場に立ちたいと思っています。

 

 

明日から決算前の「涙市」が始める
明日から決算前の「涙市」が始める

 

年に一度の涙市は、決算期を前にして店の在庫をいくらかでも少なくすることが求められていて、それが売上として反映させることが最大の目的と言えます。

 

なのでバーゲン催事ではなくて、当店がセレクトしたこだわりの商品がお得なお値段でお求めいただけるという趣旨の会です。

 

そこにはきもの専門店としての“ちっぽけなブライド”がありまして、日本の四季を着物で着こなす提案が出来ないかと思いつき、それを今日のブログ記事にしてみることとしました。

 

それをどのようにまとめたらいいのか分からないままに画像を取込んでいすが、取りあえずご覧ください。

ワンカットずつに商品のお値段と今回の涙市価格を税込み価格で記載させていただきました。

但し涙市価格は最終日の7月29日までの期間と限定させていただきますので、どうかご理解をいただきますように・・・。

 

【初秋の装い】

 

 

初秋の装い
初秋の装い

 

◆無地感単衣小紋 ¥220,000 ⇒ ¥138,600

◆萩と月の染帯 ¥154,000 ⇒ 77,000

 

今年の十五夜は9月17日とのことですが、着物の装いは裏地が付いていな単衣となることから、単衣の色らしい薄地の無地風小紋に萩と月の模様の染帯であわせてみました。

 

 

【秋の装い】

 

 

秋の装い
秋の装い

 

◆ドット柄小紋 ¥220,000 ⇒ ¥176,000

◆紅葉柄染帯 ¥275,000 ⇒ ¥187,000

 

秋と言えば紅葉の季節かと思うところがありまして、無地感のドット柄小紋に黒地に紅葉柄の染帯で季節を表現してみました。

 

 

【冬の装い】

 

 

冬の装い
冬の装い

 

◆雪の結晶柄小紋 ¥264,000 ⇒ ¥210,000

◆キャンドル柄の染帯 ¥184,000 ⇒ ¥147,000

 

冬ともなれば雪はクリスマスがキーワードになるかと考えて、雪の結晶柄小紋(グリーン地)にクリスマスをイメージしたキャンドルからの染帯で合わせてみました。

 

 

【お正月の装い】

 

 

お正月の装い
お正月の装い

 

◆宝尽くし小紋 ¥264,000 ⇒ ¥165,000

◆職楽浅野の帯 ¥220,000 ⇒ ¥176,000

 

お目出度い宝尽くし小紋に職楽浅野さんの九寸名古屋帯で合わせてみました。

 

 

【春の装い】

 

 

 

春の装い
春の装い

 

◆無地感のお召 ¥253,000 ⇒ ¥202,000

◆桜柄の刺繍帯 ¥264,000 ⇒ ¥211,000

 

春と言えば「桜」。

無地感の西陣お召に桜模様を総刺繍した帯で優しい装いを演出させていただきました。

 

 

【夏の装い】

 

 

夏の装い
夏の装い

 

◆カニ模様の夏お召 ¥308,000 ⇒ ¥242,000

◆帆船柄の絽の染帯 ¥275,000 ⇒ ¥220,000

 

今の時期の装いとなるものですが、カニさんを夏物の小千谷紬に染めた小紋柄に帆船柄を染めた絽の塩瀬帯とで組み合わせてみました。

 

このブログでもこれたの商品を何度か紹介させていただいていますが、ここは少しでも背伸びしたくなるところがありまして、リーズナブルとさせている商品の組み合わせを避けることとしました。

 

私からしたらこれが着物の世界だと思っていて、洋装にはない日本の文化が凝縮された着こなし方といえるでしょう。

店ではこのようなストーリー立ててお見立てをさせていただいていますが、最近は季節感があり過ぎるといつでも着られないと言って嫌がられたりして、これまで先人達が大切にして来た、日本の「詫び寂」といったものは何処に行ってしまったのか思うところがあります。

 

取りあえず明日から涙市が始るので、気軽に覗いてみてください。

 

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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