スイカ模様の浴衣地から夏の風情に触れる/ゆかた祭をスタートさせます

夏を愉しむ生活 催事案内/お知らせ

最近のニュースで興味を持って視ているのは「米問題と農家の未来」。

お米が安定した価格でスーパーに並ぶことを切に願う者の一人ですが、お米を作っている経営者の多くが70才を越えていて、後継者不足が深刻な問題になっていることを知りました。

薄々感じていたことではありますが、すぐに構造改革ができるものではないようで、何処か今の着物業界と重なる問題点が重なるだけに関心を持ってワイドショーを拝見させていただいてます。

お米騒動で国民より注目していただける業界となっているだけに、この先の農家さんの苦労が少しでも改善されるといいと思っています。

着物業界も後継者不足が最も大きな問題となっていますが、私たちの業界は国民から注目されているとは言いにくく、伝統産業が絶えてしまうことも考えられる状況となっていることだけは確かなようです。

今日も京都の仕入先が着ていましたが、秋物の染め出しが何処も少なくなっいるそうで、業界が体力を消耗していることがうかがえます。

消費者に最も近い私たちが着物の魅力を伝えて行かなくてはならないのですが・・・。
考えさせられるところがあります。

さて、店は6月の店作りに躍起になっていまして、自分に対してこれまでの固定観念から脱皮した考え方の元で「ゆかた祭」が演出できないかを考えながら模様替えをしているところです。

【6月よりゆかた祭始めます!」

6月よりゆかた祭始めます

打ち出の小槌があるわけでも無く、どうしたら家の娘たちを目に留めていただけるのか?

取りあえす店内にお入りいただいたときに、娘たちが魅力的に思っていただけるディスプレーであることに心がけていますが、伝えたいことがいっぱいあり過ぎて、これをどうして形にしていったらいいか、私の心は「ことば」で溢れています。

肝心なことは店に来ていただくことで、実店舗でもオンラインショップにしても店の魅力と強みをどのようにして伝え行くかが課題となりそうです。

私の店は毎月”ものの考え方”をリセットして翌月の店作りを新しく組み立てるようにしています。

なので良い事も悪い事も月ごとに白紙に戻して、翌月に必要だと思われることを一つづつ積み上げながら店作りをしていく訳ですが、このとっかかりが厄介で、まるで新しい家を建てるかのごとく基礎から創り出すことへのエナルギーから逃げ出したくなることが少なくありません。

6月の店作りの方向性が決ったことから、急いで6月号の情報「あ・うん」を作らなくてはなりませんが、目標は6月1日に仕上げるつもりで作り始めたところです。

さて今日は夏の風情に触れるという支点から記事を書くこととしました。

【夏を愉しむ】

夏を愉しむ

その映像にこちらの画像をアップさせていただきました。

まず目に入るのが白地に赤いスイカ柄だと思いますが、こちらは竺仙さんのゆかたの反物を女児の子供のゆかたに見立てて黄色いシルクの兵児帯でコーディネートしたものです。

その左上には大人物の黒地の浴衣地を芭蕉布の半幅帯でコーディネートしたものですが、今日は籐の衝立つの前に置いた竹細工の風鈴を紹介してみます。

【風情ある竹細工「風鈴」】

風情ある竹細工「風鈴」

置くタイプの風鈴で風が通る玄関先や縁側になどに置いて、風鈴の音色に包まれることがあったら素敵だと思って準備してみました。

こうしてみているだけで風情と涼しさを感じるところがありまして、個人的にはとても気に入っております。

始めの画像から縁側で孫がスイカ模様のゆかたを着てアイスを食べいる横で風に打たれた短冊が風鈴の鐘を鳴らす。
そんなストーリーから風情を感じております。

【竹細工の風鈴 ¥17,600の品】

竹細工の風鈴 ¥17600の品

どうでもいい話を長々としてしまいましたが、皆さんも夏の風情に触れる機会をゆかたで作って見てください。

6月は冒頭から「ゆかた祭」で走りるので、今年新調したいと思っている方は是非覗いてみてください。

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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