店に出入りしている印刷屋さんがブログ記事を見てくれていて、店に寄ってくれたときに昨日の記事にあった「N.S.P」が懐かしいとの話になり、私が「N.S.P」のレコードを買たのが40年近く前だと書きましたが、勘違いで50年程前のことだったことに気づき、ここに訂正させていただきます。
半世紀前のレコードとなりますが現在も大切にしています。
音楽は人生の友達といえるところがあって毎日いろんな音楽を聴いていますが、映画鑑賞も好きで、昨日の深夜にBS放送から録画した「おにいちゃんのハナビ」という日本映画を見ましてね~
ストーリーを知らないままに、日本映画だから字幕を読まなくていいからと思って、何気なく見ていたら、新潟県の小千谷縮や片貝木綿の産地となる、地元の花火にまつわる物語で興味深く見ていたのですが、これがいいお話しでね~
物語の後半に行くにつれて涙が流れ始めて、メチャメチャ感動しました。
あらすじを知らないということが背景にあったのでしょうが、お勧めさせていただきたい映画でした。
こんな感じで一日の心の疲れを音楽や映画鑑賞でリセットするようにしていますが、寝不足となっていることを反省しています。
この話はここまでとして、6月があと3日で終ってしまいます。
この6月はゆかた専門店としての位置づけで店作りを行っていますが、ゆかた市場が冷めてしまっているのか地域の人の反応が鈍くて心配でなりません。
口説いていても何も変らないので、今日もゆかたをコーディネートしてみたのでご覧ください。
【黒地の可愛いゆかた地を白地の博多帯でコーディネート】

そのゆかたは10代~20代の女性が着こなしたら間違いなく、「ゆかた美人」となる黒地にクローバーの反物です。
ここからゆかたを着る人の寸法を測って体型に合った仕立てをしてから納めるものになります。
クローバーの差し色とても綺麗で、その色合いが都会的でとても素敵でしょう。
トンボ玉の帯留めで大人っぽく着こなす

合わせた帯は博多織の粗紗という正絹単衣半幅帯となります。
黒地と白地を合せるとメリハリが弾ける感じがしますが、この弾け方に若さがありまして、大人っぽく着こなしたいという心理も働き、トンボ玉帯留めと三部紐を加えて大人っぽい着こなしにしてみました。
これがなかなか良くて気持を豊かにすることができます。
ゆかた地は竺仙さんが創られた品で帯は西村織物の博多織となりますが、どちらも業界の一流品でお勧めさせていただきたい品々です。
参考にしていただけたらと思っていますが、このようにして一品づつ解説を加えていくことで商品の魅力が増していくのでもうしばらく続けて行くつもりでいます。
当店のゆかたはお仕立てを加えるものがほとんどで、当店の品で良ければ余裕を持ってご相談ください。
この週末はお客様が多いのではないかと期待を寄せていますがどうなることでしょう。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。