17日から開催する「神無月の会」の準備が連日続いていて少し疲れを溜めております。
この会は半年に一度、私達が創り上げてきた店作りの姿をお客様に見ていただくことを目的として会ですが、それを分かりやすく纏めて形にしていくことが難しく、毎日、右往左往しながら「美しさ」を追求させていただいています。
とはいうものの、自分が不器用なもので何かを成し遂げようと思うと、何倍も時間がかかってしまって疲れを溜めている感じがします。
【明後日17日(金)~19日(日)の間「江戸の粋」を開催】

例えな商品ディスプレーひとつとっても、着物と帯のコーディネートはこれで合っているのか?
色合いのバランスはどうだろうか?
着物や帯がかたがっていないだろうか?
何を強調させたら見る人の目を留めることができるのだろうか?
それを何度も何度の商品を入れ替えたりして売場を作って行くんですね~
そこにはただひとつ「娘たちを綺麗な状態でお客様に見て欲しい」という願いがあるからで、妥協することは決してありません。
綺麗にディスプレーを終えると、今後は娘たちをSNSで紹介してみたくなるんですね~
となれば映像を取込まなくてはなりません。
どんな状態で写真を撮ったら綺麗に見えるのか。
撮る場所を変えてとりこともあれば、ライトの当て方を工夫したりし何枚も撮りようにしています。
そして画像を取込んでから画像処理が始るのですが、撮った画像に納得ができないときは もう一度撮り直すこともあり、ここにも時間がかかってしまうんですね~
アップする画像が用意できてなら、その画像にプロの目から見た魅力を言葉にしものを添えなくてなりません。
できるだけ心に響く言葉を添えるように心がけていますが、これが以外と難しくてね~
言葉が浮かび上がらないときは、ストれるになっていて投げ出したくなりますが諦めることはありません。
こうしたことをほとんど毎日行なっていて、続けることができているから自分でも不思議に思っています。
ここに何があるか?
それは仕事への美学を追い続ける人間でありたいと思うところがあり、私にしかできない仕事が目の前にあると思えるから続けられるのでしょう。
まだまだ勉強しなければならないことがたくさん有りますが、自分の感性を大事にして和装の世界が面白いと思える店にしていきたいと思っています。
【江戸小紋に合わせた梅柄の染帯が可愛い】

先の画像で私が気に入っているのは江戸小紋の唐桟縞に合せた梅柄の染帯です。
スッキリした着こなしの中に美しさが光る着こなし方で、さりげなく着こなしていただけたら格好いいと思うな~
新年の初詣なんかに着こなしていただけたらとってもお洒落だと思います。
店の奥の特設会場には東京竺仙の江戸小紋と地元白山市の牛首紬がコラボする予定でいて、商品が入荷が明日になるために、奥の売場を仕上げれば、長い時間を掛けて準備を進めてきた「江戸の粋」を皆さんに披露することができます。
17日からの開催を楽しみにしていてください。
今日も心に響く言葉を見つけ出すことができませんでしたが、今日の記事とさせていただきます。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。