いつも思うことですが、新しいことを初めても、新しい商品を揃えても月日が過ぎれば新しいといえるものではなくなります。
いつまでが新しいと言えるのかの判断が難しいが、季節に合った鮮度のある店を作り続けて行くというのは簡単なことではありません。
店としては新しい商品を仕入れて売り切ることを目指していますが、短期間でお嫁に出すということは難しく、生鮮食品のように腐るものではないので、在庫として残っていくわけですが、そうした中でも鮮度を高めていかなくてはならないので、店内の模様替えをして雰囲気を変えることに心がけています。
昨日までウィンドーはクリスマスをイメージしていましたが、店の雰囲気を変えたくてウィンドーから店内の模様替えを始ることに。
【店内の模様替えが始る】

少しずつ新年を意識した店にしていきたいと考えていて、そのとっかかりをウィンドーから始めてみることに・・・。
今日はウィンドーから始って、きものコーナーの一部を変えるまでしかできませんでしたが、ただそれだけのことなのに前を向くことが出来ました。
単なる模様替えですが、お客様を迎え入れる準備でもあることから、商品のディスプレー一つ一つにストーリーを創り出していて、順番に考えて行くうちに自分の心が元気になっていくんですね~
気持ちが入るというか、お客様を引き寄せたいと思う感情が次第に強くなっていって、新しいふくしまワールドが出来上っていくんですね~
冷静になって振り返ってみると、自分の心を入れ替えるために行なっている模様替えとなっていて、今月の売上とどのようにして結び付けたらいいのを考える機会をもらうことができました。
とにかく鮮度の高い店を作っていくことが自分の役割かと考えていて、足りない所を何で補っていったらいいのかを毎日考えながらいます。
【飛び柄小紋をコーディネート】

ウィンドーに出したコーディネートはこの着物と帯で、深い紫地の飛び柄小紋に銀地の西陣織の名古屋帯で組み合わせたものです。
小洒落た着こなしだと思いませんか?
【織楽浅野さんの九寸名古屋帯】

その魅力を引き出しているのは合せた織楽浅野の九寸名古屋帯で気の張った席にもお召いただけるのではないでしょうか。
色合いのメリハリが効いていて、きもの通の着こなしになっているかと思います。
今日は晴天に恵まれて足元がいいこともあって午後からお客様が切れることがありませんでした。
模様替えはこれからしばらく続くと思いますが、同時に何ができるのかを考えていきたいと思っている私です。
纏まらない記事になってしまいましたが、これで終らせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。






