12月の店作りの準備がなかなか整わなくて、ようやくお客様にアプローチできる準備が整ったと云えるかもしれません。
12月は新年のお正月を挟んだ企画を二つ用意していまして、その一つがお年玉価格として発表させていただく雨コート特集で、本日、その立て看板が店頭に立ちました。
【店頭にお年玉価格となる雨コート特集の看板が立つ】

えらべる雨コート お年玉価格 税込29,700円
12月20日(土)~1月19日(月)まで
オンラインショップと店頭にてご注文を承りたいと思っております。
えらべる雨コートとは、二つの意味合いを持っていて、多くの雨コート地の反物からお好みの模様や色が選べるということと、オーダーメイドのお仕立てとなるので雨コートの衿の形が4タイプの中からお好みの形が選べるという、ダブルで選べる雨コート企画です。
素材はポリエステル地でシワになりませんし、お仕立てをさせていただいた後に余り生地が出たときは雨コートが収納できるポーチを無料で作らせていただいています。
そしてお仕立てを承る場合4種類の衿の形の中から選んでいただく訳で、その形をイラストで表示していますが、分かり辛い点があるやもしてないと思ってここに補足説明させていただきます。
立て看板の向って左から2番目のイラストの「きもの衿」を改まれ、ここの表示させていただきます。
【きもの衿(バチ衿)の形】

手書きで大変申し訳ないのですが、掛け合わせタイプでバチ衿となります。
個人的にはお洒落な形かと思っています。
向って左端の道中着衿の広衿はご相談をいただけたらバチ衿での対応もさせていただきます。
そしてエンジ色の二部式となる雨コートの衿を千代田衿と標記していますが「V衿」とした方が分かりやすいかもしれませんね。
向って右端と千代田衿(V衿)はロングと二部式のどちらでも対応していますので、こちらもご相談いただけたらと思っております。
他にもご要望があれば出来る範囲で対応させていただきたいと考えていますが、なんといっても魅力的点は、お年玉価格として打ち出した、お仕立て上がり価格の29,700(税込み)というお値段ではないでしょうか。
オンラインショップに全種類の画像を載せますので、興味をお持ちの方は見逃さないようにしてください。
今月は店作りの対応が遅くなっていて厳しい月となっています。
そんな折、久しぶりに店を尋ねてくれた京都の仕入れ先がいましてね~
その担当者が、何処に店も元気を失っていて明るい兆しが見えてこないと口説いていましたが、解る気がします。
市内の仕入れ先にお邪魔する機会が月に何度かありますが、同業者に会うことが全くなくて、皆さんどうしているのかと思うところがありましてね~
きもの難民を増やしているのではないかと思えてなりません。
踏み出すということはリスクを伴いますが、見方を替えれば新しいお客様との出会いがあるかもしれないということで、もっと掘り下げていえば、「かしれない」から「新規のお客様を見つけ出すんだ!」という気持へと変っていくものではないでしょうか。
そこに何があるのか。
悔しい気持が有るか無いかで見る世界が変るのでしょう・・・。
上手く行かないことが当り前になっていて、その悔しさをバネにしてきもの難民との出会いが生まれることをいつも考えています。
つまらない話をいっぱいしてしまいましたが、最後に素敵な帯を紹介させていだだきます。
【お洒落な更紗帯】

その帯がこちらになります。
紬地に染めた更紗柄の帯でグレーの地色をベースに、お太鼓と腹の箇所を白と黒のモノトーンで模様を浮かび上がらせているモダンな染帯ではないでしょうか?
小紋や紬のきものに合わせて愉しんでいただける帯で、コレクションの一つにお勧めさせていただきたいです。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。
お腹が空いていて早くご飯が食べたいです。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。






