店内は今月16日(金)からの神無月の会に向けて大きく替わろうとしていて、今日も秋冬物の商品として仕入れた商品が数社から店の届いていまして、テンヤワンヤする一日でした。
夕方近くになって、ブログ投稿の準備に入らなくてはなりませんが、店内が乱れに乱れていると、気持の切り替えが難しくて、記事のネタも決まっていないことから少し憂鬱になります。
その時に思ったことは、地元のきもの専門店からSNSなどを使って情報を出している先がとても少ない気がしていて、地域の生活者に着物関係の情報が届いていないとしたら、益々呉服屋さん離れが加速するのではないだろうか。
着物が売れないとボヤク経営者が少なくないが、着物に関心を持っていただける活動を続けなくてはならない。
そんな想いが頭の中を駆け巡り、一息付いてから今日の記事を映像を撮り始めたところです。
今日はこちらの映像から記事を書き始めることと致します。
【菱屋善兵衛の着物と帯で大人の着こなし】

こちらのコーディネートは神無月の会のテーマとなっています、菱屋善兵衛の着物と帯をコーディネートし、本日入荷した黒の草履と組み合わせた大人の着こなしを提案させていただくものです。
【菱屋善兵衛の柳条御召】

このコーディネートに用いた着物は菱屋善兵衛の柳条御召のグレー地の着物になります。
柳条御召(りゅうじょうおめし)とは、御召(おめし)の原点とされる、縦縞(たてじま)状の細かな凹凸(縦しぼ)が特徴的な高級絹織物です。
起源と名前の由来:安土桃山時代〜天正年間(1573〜1592年)に中国から伝わった「柳条縮緬(りゅうじょうちりめん)」がルーツとされています。江戸時代に徳川家 11代将軍・家斉(いえなり)が好んでお召しになった(着用した)ことから、「御召」と呼ばれるようになりました。
生地の風合い: 強く撚(よ)った糸(強撚糸)を緯糸(よこいと)などに用いており、シャリ感のある独特のハリとコシがあります。
肌触りと機能性: 表面に細かい縦方向の凹凸があるため、肌への接地面が少なく、さらりとした爽やかな感触が得られます。丈夫でシワになりにくく、特に単衣(ひとえ)の時期の着物として重宝されています。
格付け: 紬(つむぎ)よりもしっとりとなじむ上品な光沢があり、織りの着物としては最も格の高い部類に入ります。
実はこちらの柳条御召の白地を十数年前に私の羽織として誂えていまして、無地感の羽織だけに、私の持っている着物に合わせやすくて、シワにもなりにくいので、事あるごとに愛用させていただいてます。
事あるごとに愛用させていただいてますが、今回の展示会に出品させていただきます。
【菱屋善兵衛の鳥獣戯画の帯】

ここで菱屋善兵衛の帯となる画墨色の鳥獣戯画の名古屋帯で合せてみました。
体格のある方でも全通柄なので帯結びが極めて簡単で大人の味を存分に発揮できるのではないかと考えています。
【お洒落な黒地の草履】

そしてそこに合せた草履がとてもお洒落なんですね~
草履台の形が長方形で天が艶を持つ黒地の台で、かかとの高さが5.5㎝のL寸となります。
合せた鼻緒が竹縞の江戸小紋となる正絹の生地から作られた鼻緒で前ツボが赤になっているところもポイントかと考えています。
そしてすげ上げた草履のお値段が2万円代というのも見逃せない魅力かと思っております。
こうして、一つ一つ入荷した商品をコーディネート提案させていただくようにしていますが、今日のコーディネートは目に適うものでしたか?
できる限り、展示会に出品する商品が紹介出来ればと考えておりますが、ほんの一握りの商品となるだけに店の足を運んでいただけたら嬉しく思います。
ということで今日に記事とさせてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,406記事






