この冬初めての雪透かしをすることになりました。
毎年のことで慣れているとはいえ、降り始めは憂うつになります。
雨具を着て雪透かしか~
邪魔くさい邪魔くさい!
春になるまで、駐車場を何度雪透かしをしないといけないのかな~
約1時間余り自分に問いかけるかのように駐車場の雪を取り払う朝でした。
その後はせっせと初売りの準備。
今日から店は私一人とあって、何かと気ぜわしい一日だったように思っております。
昨夜の夜更かしと今朝の肉体労働もあって疲れを感じていますが、もう少し頑張らないと一日が終らないんですね~
さて、店内の模様替えはスローペースながら前に進んでいて、入卒の着物提案の売り場のディスプレーを終えることができました。
毎年、お子様の入卒時にはお母さんが着物を着られる方が多く、きもの専門店としては見逃すことはできません。
着物に詳しいとは言いにくい着物初心者が溢れている時代だけに、物の販売だけでなく初心者に優しい店を目指したいと思っております。
呉服店に課せられた店作りの大きな課題といえますが、来年もこの課題に、とことん付き合って行くつもりでおります。
入卒の装い提案も含めて、私の店で出来ることを探し、そして地域に寄り添う店を目指したいです。
一方で初売りにて発表させていただく古布の木目込み雛人形もお客様を待つばかりとなり、新年のスタートはこの2本立てで心を豊かにしていただけたらと思っているところです。
もう少し模様替えが残っておりますが、明日中には初売りの準備が整うことでしょう。
初詣で、店の前を通ることがありましたら、気軽に店に寄っていただけたら嬉しいのですが・・・
ところで新年に向けて店作りの方向性を考えておかねばなりません。
年々厳しさが増す中で、今年は呉服店さんの廃業が目についた一年で、着物離れとか呉服店離れと言われている中でどうしたいのか?
これからの店作りを考えたときに、大きく分けて三つの柱がないと、店が輝かないのではないかと考えていましてね~
その一つの柱は、固定客とこれまで以上にコミュニケ―ションを深め信頼関係を深めていくこと。
二つ目に柱は、着物初心者が増え続ける中で、地域の生活者と気軽に寄り添える関係性をどのようにして創りだしていくこと。
三つ目の柱は、販路を広げることを目的としたネット戦略と店の信頼度を高める努力が必要とされていて、その方面に明るくなり実践すること。
着物が売れていた時代は、何か一つ、強みとなるものがあれば生き残れた時代でしたが、きものレンタルや古着のショップが増え続ける中では、じり貧になることは目に見えています。
となればせめても一つ強みとなるものを増やしたいです。
それでも安心できない時代で、三つの柱が育ってこそ、店が存在していることの意味があるのでしょう。
生活者から頼られる店であることが最も重要で、入卒の着物提案は、まさにこの店が試させる時かと考えています。
二つ目の柱となるものですが、チャレンジするだけの意味を持つものだと思っていて、無い知恵を絞って情報を外に出していきたいと思っているところ。
そして三つ目はネット戦略なんですが、ここが進む道が無限にあって、何がプラスに働くのかが分からなくなっていましてね~
来年はこの分野に明るくなることを一つの目標として、この店に合ったやり方を見つけ出したいと考えているところです。
何が欠けても面白くありません。
この「三つの柱」を育てるためにもチャレンジ精神を忘れてはならないと思っています。
今の自分に何ができるのかを理解できていませんが、諦めないで無い知恵を絞って新年を迎えたいです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。