本日午後7時を持って、「加賀友禅きもの展」と「きもの遊び」の会が幕を閉じました。
今回の会を振り返るまえに、足をお運びいただいたお客様には心より御礼申し上げたいと思っております。
そればかりか、関さんの型絵染の帯を横浜よりお求めいただいたお客様もいらっしゃって、とても嬉しく思っている次第です。
横浜のKさん。
今日はKさんに元気をいただいた一日だったかもしれません。
いつもお世話になり、本当にありがとうございます。
会を始める前は期待と不安が入り乱れていて心配でしかありませんでしたが、なんとか結果を残すことができてホッとしています。
これも企画立案から一緒になって考えてくれた仕入先の担当者のお陰で、力を貸してくださった仕入先の方々にも感謝なければなりません。
ありがとうございました。
取りあえず、会を終えて少し肩の荷が下りた感じがしていますが、私たちのきもの業界は不安という渦の中に置かれていまして、何をどうしたらいいのか分からないという、「見えない敵」に苦しめられています。
そのような状態の中でコロナ禍が私たちの社会を襲い、これまでに経験したことがない不況への道へと進んでいった訳ですが、そのことで、「見えない敵」は益々大きくなり、閉店に追い込まれる呉服店もあれば、コロナ禍で流通が止まり、廃業する職先も少なくなく、業界はこれまで以上に深刻な事態に追い込まれつつあります。
そのような事態を回避するためにはどうしたらいいのか?
それは「見えない敵」をどう動かすかということで、何か目標を立ててチャレンジすることで変わる世界があると信じることだったんです。
そしてそれは、信じることから行動に移すことへと変わっていって、店のオリジナル品として「加賀染め足袋」を作ることで、店内催事をきものファンの目線で組み込むことへと繋がっていったように思います。
そしてここに残した一つの結果は、「見えない敵」を動かしたことに繋がったのではないかと考えています。
ひとまず店内催事を終えることができましたが、この20日にMakuakeから発表させていただいた「加賀染め足袋」は70足に迫る勢いでご注文をいただくまでとなっています。
ここのも期待と不安が混在していて、ここまでの結果を見ると、「見えない敵」を動かしているという感触がありまして、ここまで来たなら100足を越えてみたいです。
これらのこ言える言えることは、きものファンに応えられる店作りをどこまでド真剣に考えることができて、そして行動に移すことができるのか?
「見せない敵」を動かす攻略法がここにあるのではないかと考えている私です。
理屈っぽい記事になってしまいましたが、手を休めることなく、次なるステージへと知恵を絞ってみるつみりでいます。
どうか遠くから応援をいただけたら嬉しく思います。
出はこれにて・・・
お休みなさい