今日は仕入れ先が多く来ていた一日でした。
どの担当者からも明るい話を聞くことはできず、廃業を考えている呉服店さんが少なくないそうです。
熟年の年上の担当者は以前のような商売が通用しなくなったことをボヤいていましたが、業界の高齢化と後継者不足は小売店さんだけでなく作り手側にも深刻な影を落としていて、きもの専門店としての役割を果たせなくなる時代がやってくるかもしれません。
あまり良い話を聞くことができませんでしたが、考え方を変えてみれば着物難民が増えているとも言えます。
工夫しだいで新しいお客様を探し出せるということで、安心して相談ができる店を築いて行かなくてはなりません。
ちなみに私は若手の経営者に入るそうです。
しっかりしないといけませんね~
仕入先の話に気持を駆り立てるものがありまして心に春を呼び込んでみました。

春の装い
穏やかな春が想像できる画像かと思っております。
春を彩る三幅麻のれんを背景にして、セミフォーマルとして着こなせる着物コーディネートを写したもので、桜が咲く頃の装いを提案させていただいたものです。
自己満足の世界に入り込んでしまいましたが、入学式のママの装いをイメージさせていただいたものです。

春のフォーマル着
ブルーグレー系の飛び柄の小紋に格調高い袋帯でコーディネートさせていただきました。
装いに華やかさと力があって、小紋でありながら格式の高い装いになったのではないかと思っています。
もう少し入卒の着物としてイメージが湧く画像を撮りたかったのですが、丁度その時に懐かしい妻の友達が訪ねてくれましてね~
10年振りの来店かもしれません。
懐かしくて積みり積もった話もあり、店の奥で話に花が咲くこと3時間余り。
京都の仕入れ先も来ていて、お酒を飲んでいた訳でもないのに閉店時が過ぎても3人で盛り上がってしまいまして、有意義な時間を過ごすことができました。
その余韻を残して記事を書き始めたのですが、何を書いていいのか分からなくなってしまって、春をイメージする画像をアップさせていただいたものです。
中身のな記事になりましたが、今日はこれで終わらせていただきます。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







