夜空に咲く桜のタペストリー・そして成長という名の下で負け犬を嫌う私たち

月夜の桜かな~ のれん/暖簾/タペストリー

昨年は経験したことのない大雪に見舞われたかと思えば、今年はその真逆で雪が降らない日が続いていて、長年北陸の地で暮らしていますが、どちらも過去に例がない冬と言えるのかもしれません。

 

私たちは温暖化とか異常気象の一言で自然界の営みを片づけようとしていますが、何か起きる予感がしてなりません。

 

隣国の韓国やロシアとの国交もギクシャクしていて、国内の経済も減速しているように思えるは私だけでしょうか?

 

私の仕事である和装業界に目を向ければ、バブル経済の崩壊後、耐え忍んできた仕入先や地域の呉服店さんが、改革という名の下で新しい道を探ってはいるものの、次から次へと廃業に追い込まれていて厳しい現実を見せつけられています。

 

 

政治も経済も経営も無理をしないと立ち行かない時代になっていて、平和という言葉の影にプライドに支えられている社会が存在していることに気づかされています。

 

成長という名の下で負け犬を嫌う私たち。

だけら無理をするのかもしれませんが、バランスが崩れると壊れてしまうことを心に留めておきたいです。

 

 

それは個人の生き方や仕事でも当てはまる理屈かと思えますが、欲しいものが手にできないことを嘆く前に、無理なく笑顔がこぼれるフィールドがあって、健康な体に恵まれることが一番の幸せであることを自覚しないといけません。

 

 

私のとって平成の時代は激動の中で味わった感謝に溢れていて、一方で目の前から大切な人が沢山去っていった時代でもありました。

 

いろんなことを呑み込んで駆け抜けた平成でしたが、最後に寂しい出来事が起きてしまったことに心を痛めています。

 

出会いがあれば別れがあることを承知していても割り切れないものがあります。

明日の日に何が起きるかなんて知ることはできませんが、純粋な夢と憧れを持って未来を覗ければ、ある意味で幸せなのかもしれませんね。

 

 

 

 

春を彩るタペストリー

春を彩るタペストリー

 

平成最後の春の訪れは早そうです。

 

誰もが待ちわびる春を優しく向かい入れることができればと思って準備させていただいた手描きタペストリーです。

 

桜がクッキリと浮かび上がって綺麗でしょう。

 

 

 

 

月夜の桜かな~

月夜の桜かな~

 

遠山と月を背景に桜を描いたものかと思っています。

 

長さ150×幅60㎝大きさで、本体価格¥38,000の品となります。

 

 

多きな壁面に提げられたら味わい深いものがあると思いますよ・・・

 

 

ストレスが溜まる社会に、風情を感じていただける時間を持てたら素敵でしょうね~

 

 

ところで明日は長女の家族が引っ越しをすることから、その間、二人の孫を預かることになっていまして店を休ませていただきます。

 

猫展の催事中とあって忍び難いのですが、どうかご理解をいただきますように・・・

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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