店の商品に割引価格を入れることが辛い！・この気持ち買い手側の人には解らないでしょうね～

梅雨空の蒸し暑い一日になりました。

 

店内は来る25日からの「涙市」に向けて商品のプライスダウンの札入れが続いていて、今日から秋冬物の着物や帯の札入れが始まりました。

 

商品を一つ一つ見たうえで、私が割引価格を決めるのですが、その作業がとっても辛くてね～

 

 

 

 

店の在庫金額を膨らますのが単価の高い着物や帯で、その商品を少なくすることができないかと考えたのが、今回の「涙市」です。

奥の棚にしまい込んでいた秋冬物の着物を出してきたものを、順番に値段を付けていく訳ですが、商品を見て申し訳ない気持ちになったり、どうしてお嫁に行けないのかと問いかけてみたり、商品一つ一つに思い入れがあることから仕入れ係として情けなくなります。

 

なんとしてもお嫁入りさせてあげることが求められていて、思い切ったお値段を付けさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

この更紗小紋も一つで、もともと通常価格よりもお安くお値段を付けていますが、今回の涙市では60％のプライスダウン。

 

商品に問題があるという訳でなく、今回の涙市では着物や帯は最大で60％まで割引をすることを明記していまして、もらい手がなかなか見つからないこともありまして、大幅プライスダウンとなったものです。

大粒の涙がこぼれますが、割り切らないと前に進めないと思っています。

 

6割引商品をたくさん用意するというものではありませんが、例え3割引きであったとしても、割引価格を入れるというのは辛いものがあります。

 

この気持ち買い物をされる側の人には解らないでしょうね～

 

 

 

 

そして割引価格を付け終えた商品で小紋をディスプレー！

 

本番を迎える前に済ませないとならない段取りが多くあり、仕事の密度も濃くなっていますが、楽しんで仕事ができるように努めたいと思っています。

 

取りあえず今日は投稿を早く終わらせて、疲れが溜まっている体を休ませることにしました。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。