潮が引いたみたいにお客様の少ない日になっていまい、8月に入ると暑さとお盆でお客様の購買意欲が薄らいでしまって、活気が薄らいでしまうことに嫌な記憶がよみがえりましてね~
店というものはお客様の来店があって初めて意味を持つフィールドだと考えていて、いかなる月であってもお客様を惹きつけられる店でなければなりません。
涙市が終わり、今週日曜日のゆかたの集に向けての段取りに忙しくしていますが、その一方で、待ちかねている8月をどのようにして盛り返していくかを考え始めている私です。
そのこともあり、明日はネタ探しを目的に京都へ向かいますが、店は人間と同じで栄養のあるものを食べないと元気がでませんし成長もありません。
月に一度京都へ向かうのは、お客様を惹きつける商品とサービスが宿るところに元気な店が存在すると考えているからで、店に必要な栄養となるものを探し出すためのものです。
仕入れ係の責任の重さを感じて止みませんが、時代の変化の中で、新しい「モノ」や「事」を見つけ出す難しさがありまして、経営センスが問われていると言えるでしょう。
何事においても未来を見続けることを忘れてはならないのでしょう。
その気構えで踏み出すことができれなと思っている私です。

作仙さんの波に千鳥柄の白地浴衣をコーディネート
ところで今日も暑い日になりましたが、夏の日差しが強い日にはこのような白地の浴衣がお似合いかと思えてなりません。
白地という開放感のある爽やかな色に、水色の波と千鳥をあしらった模様から波風が通り抜けるような味わいがあり、まさに炎天下で着る浴衣と言えるのではないでしょうか?
そこにダークな色のボカシを効かせた博多織の紗の半巾帯でおしゃれ感を引き出してみました。
白地って絹の着物ではなかなか着れないものですが、健康的な明るさもあってお勧めさせていただきたいです。

妻の月命日
そして今日は妻の月命日。
お母さんに伝えておきたいことがあり、娘を連れて墓参りをしてまいりました。
無事に涙市を終えたことや、子供たちが元気に過ごしていることを報告しながらも、お願いしたいことが沢山あって、何でも妻頼みになっていますが受け止めてくれたのではないかと思っています。
そして妻は思っているでしょう。
自分がしっかりしていないと家族が不安がることを・・・
心の支えになってくれている妻に感謝したいです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







