東日本大震災から10年となり、ワイドシーなどで被災地の様子を伝えてくれています。
あのときの映像を見ると、当事者でない私は被害に遭われた人の悲しみや苦しみを理解することはできませんが、何もかも失っても故郷を少しでも元に戻したいと町の復興を願う人のエネルギーがテレビのから伝わってきて、今の自分がいかに恵まれているかを教えらます。
コロナ禍で仕事がうまく行かないことが絶えませんが、被災地の人達のことを思うと幸せな暮らしを遅れているのでしょう。
この現実に感謝しないといけませんね。
さて、今日は気持ちのいい暖かな一日でした。
暖かな日差しを浴びていると桜の開花も早いのではないか思いますが、着物で花見ができたら素敵だと思いませんか?
そこで今日はおしゃれな街着をコーディネートしてみたのでご覧下さい。

東郷織物の単衣キモノをコーディネート
着物は薩摩絣や大島紬などを作っていらっしゃる東郷織物の綿シルクの縞柄の着物で、その着物に吉野間道の帯でコーディネートしたものです。
着る人を選ばないシンプルな着こなし方かと思っております。
着物や帯に触れていただけないのが残念ですが、着物の素材が変わっているんですね~
縦糸は高級エジプト綿で横糸が絹という、とてもしなやかな着物です。
単衣で着られると心地よいのではないかな~

綿シルクの単衣キモノを間道の帯でコーディネート
帯〆と帯揚げを入れてコーディネートしてみました。
優しい雰囲気を黒の帯〆で締め、帯揚げを紫と黄色で明るさを出して、着物通の着こなしを演出させていただきました。
あくまでも着物は脇役のままで、帯周りを個性的にまとめた着こなし方と言えます。
好みもあるでしょうが、おしゃれなコーディネートじゃないかな~
コロナ禍で気軽に着物を着てお出かけができる環境でないかもしれませんが、着物で楽しいことを考えられるようになりたいよね~
そん気持ちもあって珍しい綿シルクの着物を取り上げてみました。
今日の日中はお客様周り。閉店後は着付け教室が開かれていて少し疲れました。
簡単な記事になってしまいましたがこれで閉店と致します。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







