【店主の呟き】
お客様の来店が12月に入ってから少なくなっていることに心配していますが、世の中のニュースを見ていると、明るいニュースはワールドカップで日本が健闘したニュースくらいで、商品の値上げラッシュであったり、コロナの話題だったりして、明るい経済ニュースが乏しいことに少し不満を持っています。
コロナ禍の社会が少しずつ改善されつつありますが、日本経済が良くなってくれることを期待したいものです。
店は今月18日開催されるクリスマスパーティーの準備と来年の4月までの店作りについての構想を練っていますが、新しいアイディアが飛び出すというわけでもなく、自分の能力の低さに歯がゆさを感じています。
その中でもハッキリしていることは、来年度お子さんが小学校に入学される家庭は春に晴れて入学式を迎えられる訳で、その式典に向われるお母様の着物姿が毎年多く見かけられます。
多くの方が着物初心者ではないかと思っていますが、地域の呉服店として入学式に向われる若いお母さんの役立つ店にして行けたらと考えていましてね~
この時期になるといつも同じ事を呟いていて、若いお母さんに向けての冬場の店作りにチャレンジさせていただきますが、思うような結果を残すことができていません。
学習能力が足りていませんが、それなにの今年の冬もリベンジできればと考えているから呆れます。
ここに地域の呉服店として越えなくてはならないハードルがあり、未來の店作りを考えたときに避けて通れない課題があると思っているんですね~
着物初心者に頼りにしてみらえない店って、地域に存在している意味を持たないと考えていて、少しでもお役に立つことができる店にしていくことが私たちの願いでもあります。
具体的に何ができるのかを一つ一つ洗い出して、着物初心者の目線で販促が組めたらと思っている私です。
そのような想いもあって入学式のお母さんのきものコーディネートをしてみました。
【セミフォーマルな入学式の着物の装い】
こちらがそのきものコーディネートで、西陣織の着物に唐織りの袋帯を乗せて、あおり型のバッグにシルバー台草履で組み合わせたものです。
正統派のコーディネートかと思っていますが、着物と帯は永治屋清左衛門の品で、2年前の卯月展の場で取り上げた西陣織のブランド商品となりです。
織物でフォーマルに着ていただける着物ってほとんど作られていなくて、珍しい商品かと思っています。
合わせた帯はとても柔らかくて締めやすい帯で唐織りの袋帯となっています。
こちらの帯はきものサロン(2021~22秋冬号)の別冊付録の表紙に使われている帯でもあります。
これまでの店の趣とは違って見えるかもしれませんが、春の装いとして提案させていただくものです。
そして、木目込み雛人形が店内に並んだことで、「雛展」の立て看板を作ることとしました。
本日、この映像で作って欲しいことを伝えましたが、プラスワンの販促が必要かと考えていて、こちらの方も知恵を使わないといけないと思っているところです。
私の中でいろんな事を考えていて整理が付かなくなっていますが、この課程があるから多いに悩み、そしてこの店らしい道を探って一歩踏み出す。
頑張らなくてはならないと思っています。
どうか遠くから応援していてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。