今日は店に缶詰になって案内状作り。
4月の会で紹介したい商品を絞り込み紙面の配分を決めると、テーマごとに映像を撮りこみ、画像を修正してから手書きで文字を加えて行きます。
この仕事を専門としていなために、何度も何度もやり直して紙面を埋めていく訳ですが、その甲斐あってどうにか表面の構成を終わらすことができました。
そして自分で作っておきながら、まとめた紙面を見て、「これでいいのかな~」と不安な気持ちがよぎります。
スランプが続いていると仕事に自信が持てなくなっていて、迷いが顔を出し始めるんですね~
もっと合理的でいいやり方があるのではないかと考えたりしてしまいますが、結局近道なんてどこにもなくて、むしろ手をかけた仕事に私たちの想いが詰まるというか人間らしい仕事ができる気がします。
何をしても結果が問われる時代だけに、自分が納得できる仕事をしたいです。
案内状らしきチラシ作りはまさにその心境で、自己満足と言われそうですが、丁寧に仕上げたいと思っています。
さて、今日は藤の花の染帯で先染めの牛首紬をコーディネートしてみました。

牛首紬を藤の花帯でコーディネート
その画像がこちらです。
牛首紬は深みを帯びたグリーン地の縞柄で、季節感のあるお洒落な着こなしを表現したくて藤の花の染帯でコーディネートしてみました。
つまみ細工のかんざしなどに藤の花を形どったデザインが使われているものが多くありますが、枝から下がる藤の花から女性が持ち合わせる色気と優しさが匂っていて男として惹かれるところがあります。
そのような香り秘めた染帯を牛首紬に乗せると、着物の表情が柔らかくなり季節を楽しむお洒落な着こなを楽しむことができるでしょう。
4月23日から牛首紬展を開催するもので、どのような着こなし提案ができるのかをいろいろ試していまして、コーディネート術のシミュレーションをしながらその答え探しをしているところです。
展示会は何処の店でも開くことができますが、一つの課題を設けて一歩踏み込んだ着こなしの提案ができるようコーディネートセンスを磨きたいと思っています。
ところで、一月ほど前から勧められるままに、スマホに自分の音声のみを吹き込んで流すという「スタンドFM」というものを始めました。
一日に何度か私の呟きを流していますが、実はその仕組みをよくわかっていなくて、娘に皆に聞いてもらいたいときはどうしたらいいかを尋ねると、いろいろ難しい操作があるみたいで、これ以上SNSの仕事を増やしたくありません。
となれば、毎日呟いている音声は仕事に還元されるものなのかが怪しく思えてきます。
おじさんが世の中の流れについていくことって本当に大変ですが、若い者の負けたくないと思う気持ちがあればなんだってできることを証明したいです。
生きていくための意地みたいなものかしれませんね。
ではこれにて・・・
おやすみなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







