明日からの展示会の準備を終えて、ようやくお客様をお迎えできるまでになりました。
会のチラシ作りから始まり、会で発表させていただく新しい商品の物作りや新商品の手配など、語り尽くせない出来事が多くありましたが,とどこうりなく会を開けるのも仕入先のお陰かと思っています。
力をお貸していただいた仕入れ先には感謝しかありません。
ありがとうございました。
私の店は和の暮らしを提案させていただくことを目的とした店で、会を前にしたウインドーは店の思いが詰まっていると言えるかもしれません。
風呂敷から作るオーダーメイド足袋、和柄Tシャツにポロシャツ、端午の節句用品、和のインテリア、こだわりの浴衣に夏帯、そして会のテーマになっている牛首紬と、ご覧になっていただきたい当店の娘達が出番を待っています。
店内には珍しい商品が至る所に潜んでいるので、お越しいただけたら異次元の世界に心を潤していただけるのではないでしょうか?
そして会のテーマとなっている牛首紬展を楽しんでいただくために用意した機織り機が店内に運ばれてきました。
タタミ一畳ほどの大きさのもので、ここで手足を動かしてコースターを作っていただくという体験ができるコーナーになります。
この体験には500円(税込み)の参加費が必要になります。
コロナ禍とあって予約制にしていますが、機が空いているようでしたら予約が無くても体験していただくことは可能です。
どんなものかを事前に体験してみましたが、15分くらいでコースターが作れるので楽しんでいただけるのではないかと思っております。
そして皆さんにご理解を深めていただきたいのが、この白山市で織られている牛首紬がどのような着物であるかと言うことです。
ここにアップした着物も牛首紬で単衣用の訪問着になります。
5月頃から着ていただけるフォーマル着で、合わせた帯も牛首紬の袋帯。
牛首紬といえば肉厚の節のある縞柄を想像される方が多いかと思いますが、薄物の着物や帯も多く作られていました、夏物も紹介させていただきたいとかんがえています。
こちらの訪問着は薄物の牛首紬の白生地に染めを加えた雪輪柄でベースの色は爽やかなクリーム地。
お値段は30万円台の品になります。
県外の方は、この価格に驚かれるかもしれませんが、地元だから成し得るお値だとご理解ください。
店としては多くに人に牛首紬を愛用していただけたらと考えていまして、男物の牛首紬も準備させていただきました。
牛首紬展とあって、地元であってもなかなか目にできない品をいろいろ用意してみたので、是非ご覧いただけたらと思っているところです。
そして私のコーディネート術もご覧いただけたら嬉しく思います。
いよいよ明日から幕開けで期待と不安が入り乱れていますが、素敵なご縁をいただけることを夢見て今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。