今週の金曜日から毎年恒例となっています卯月展を開催させていただきます。
その会場準備に追われる日々が続いていまして、奥の特設会の仕上げれを残すだけとなりました。
その特設会場は、今回の会のテーマとなる牛首紬を紹介させていただく場で、明日、機織り機が店内に入れば、展示会の準備を終える段取りになっています。
この機織り機は紬の織り方を体験していただくことを目的に会場内に設置するもので、コースター作りの希望者を募って、機織り機を動かしていただこうかと思っています。
手足を使って役15分くらいで一枚のコースターが作れるかと思っていますが、今はコロナ禍とありましてお客様が重ならないように予約制とさせていただきました。

23日からの牛首紬展の看板
機を動かすのは24日(土)と25日(日)の二日間で、参加費は税込み500円となります。
またとない機会なので是非とも体験していただければと思っているところです。
予約がなくても参加いただけますが、予約をいただいている方を優先させていただけたらと思っていますので、どうかご理解をいただきますように・・・。
このような体験コーナーを設けて紬に対する理解を深めていただけたらと考えていますが、私の好きな紬を合って、着物と帯のコーディネートも楽しんでいただけたらと思っております。

織りの牛首紬をコーディネート
店内の着物コーナーは、このような感じでディスプレーされた着物に帯を乗せてお楽しみいただけるようにしています。
お客様に楽しんでいただくことを目的としたものですが、いろんな種類の帯を合わせることで私自身の勉強にもなっていましてね~
こうしてコーディネートの感性を磨いている次第です。
これが結構楽しいんだな~
始めて店にお越しのお客様は着物コーナーディスプレーを見て驚かれる方もいますが、この点が他の店と違う店作りかと考えています。
ところで最も気になるのが牛首紬のお値段かと思っています。
糸を先に染めてから織った先染めの紬は30万円台で発表させていただいています。
この販売価格に驚かれる方もいらっしゃるかと思いますが、地元で作られている紬だけに成し得るお値段かとご理解ください。
牛首紬は織りの紬だけでなく、無地や小紋、訪問着から夏物まで、いろいろ揃えたので楽しんでいただけるに違いないと思っています。
準備はあと一日。
23日から4日間の開催となりますが、お時間を作って是非とも足をお運びください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







