日が暮れるのが遅くなり、家族での外食や気の合う仲間とお酒を飲みたいと思っても、コロナで飲食店の時短営業は客の立場としても辛いものがあるのではないでしょうか?
過ごしやすくて開放的な季節が訪れたというのに、面白みのない社会になっています。
おそらく着物を着てお出かけしたいと思っている人も、このコロナ禍で激減しているのではないでしょうか?
着物でお出かけするという話題がまったく届かなくなり、着物屋として燃焼しきれない辛い日々が続いています。
ワクチン摂取が行き渡って、コロナ前のようにお祭りやイベントが普通に行なわれる社会になって欲しいと思っています。
それまで、苦境に立たされている商店や会社が耐えられることができればいいのですが、もの事は簡単ではないみたいで、後遺症に悩まされたりするのかもしれませんね。
その意味でも強い心を持っていないと厳しい社会に押しつぶされてしまうことも・・・
なので、苦難を経験した貯金は、いつか価値を生むものだと思いたいです。
そしてその日が来ることを信じて、諦めないことを信条にしたいです。
さて今日は、6月からの「ゆかた祭」に向けて、竺仙さんの松煙染小紋を浴衣としてコーディネートしてみたのでご覧ください。
その着物がこちらで、紬地のような地風のなかに風が巻いているかのように見えるブルーの幾何学模様が魅力的に思える浴衣地です。
その柄の勢いを束ねるかのように締めていただきたい帯が、博多織りのオフホワイト系麻絹(まけん)半幅帯なんですね~
夏の装いに爽やかさが加わってお洒落だと思いませんか?
しかし装いの表情に物足りなさを感じた私は、トンボ玉帯留めと三分紐の色を加えて、ワンランク上の着こなしを作ってみました。
透明感のあるトンボ玉帯留めに三分紐の色が麻絹の帯に映えて格好いいと思いませんか?
ここまでのコーディネートができたら、コロナ禍でもこの浴衣を着てお出かけしたくなるのではないかな~
とてもステキです。
勿論、名古屋帯でコーディネートしていただけたら夏きものにもなるのが松煙染小紋の特徴かといます。
店内には夏着物にもなる浴衣地やトンボ玉帯留めが揃っているので、興味を持たれている方は気軽に覗いて見てください。
ということで今日を閉じさせていただきます。
では、お休みなさい。