竺仙さんの男物浴衣を夏用の「羅の角帯」と「焼き桐下駄」でコーディネー・そして店に寄ってくれた孫たちに「乾杯!」

   ゴールデンウィークも終わり日本の社会が平常通りに動き始め、いよいよ初夏に向けて駒を動かさなくてはなりません。

しかし、初夏はまだ先とあって、どうしたら新しい商品に興味を持っていただけるかが課題となっているわけですが、その始まりは情報を外に出すことから始まるのでしょう。

店内は浴衣関連商品が売場を大きく裂いて並ぶ始めただけに、その対策が急がれますが、なかなか一筋縄でいかないものがあり苦労させられます。

そして店内は浴衣関連商品が売場を大きく裂いて並ぶ始めました。

ここ数日、その様子をブログ記事で紹介させていただいていますが、男物を記事を書いていなかったので、今日は少し男物浴衣について触れたいと思います。

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この画像は竺仙さんから出されている男物浴衣をコーディネートしたもので、こだわりの小物で組み合わせてみました。

婦人画報 美しいキモノ 2017年夏号掲載(195ページ)

綿素材の浴衣地をグリーンをベースに単色で染めたものです。

升目のような枠の中に縞柄を小粋に表現していて、古典派志向の品の良さがあるのではないでしょうか。

幅はキングサイズとなっていて、体格のある方や腕の長い人にも対応できるものとなっています。

特に男物は女性物のように、着物丈を着付けの段階で調整することが出来ないので、ご自身の体型に合った寸法で仕立てることが、おしゃれに着こなしコツでもあり、着た時の心地よさも感じていただけることでしょう。

DSC_0032natuyounikakuobi.JPG合わせた角帯はメッシュのような組み方をした羅(ら)織りの夏用の博多帯にとなります。

その透け感が判るように、角帯の奥にスマホーを置いて撮った画像をアップしたもので、通気性があり、柔らかくて締めやすい絹素材の単衣帯なんですよ・・・

ここまでこだわることもないかもしれませんが、市場にあまりない角帯なので、あえて合わせてみました。

浴衣地との色合いも合っていて、男らしいコーディネートかと思っています。

CSC_0029otokomonogeta.JPGそして下駄を浴衣の縞柄に合わせて、白の縞柄の鼻緒で仕上げた焼き桐下駄を添えてみました。

桐とあって、とても軽く鼻緒の幅も広いので、足に負担が軽減できだけでなく、足の痛みも起こりにくい下駄かと思っています。

いかがでしょう。

このようにコーディネートしてみると、とっても素敵でしょ・・・

 人目を引く着こなしではないかもしれませんが、本物志向の着こなしと言えるでしょう。

今年も男物の浴衣関連商品を充実させてみたので、よろしければお早めに覗いていただけたら、新しい発見があるかもしれませんね。

DSC_0023futarinomago.JPGそして今日、娘たちが赤ちゃんを連れて店に寄ってくれました。

出産した時よりも随分人間らしくなったものだと思わせるものがあり、運よく二人とも目を開けていたのでカメラを向けてみました。

寄り添う二人は8日違いの4月生まれで、私には3人目と4人目の孫になります。

先に生まれたのが右柄の次女の長男で「誠」。
左が長女の娘「奏絵」と申します。

共に2歳上の女の子がいまして、どちらも同級生となることから、常に情報交換をしながら子育てに紛争中なんですね~

この先の成長を考えると、人生の節目が一緒で比較されがちですが、私はこの子たちが持つ性格を大切にしてやりたいと思っております。

いろいろ話題を振りまいてくれるのでしょうが、年を重ねても孫たちの成長を見守ってやらないと・・・

そのためにも元気でいないといけませんね。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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