暇な一日だったのに疲れを感じていて、最後のお勤めが少々苦になっております。
明日からの三連休を羨ましく思いつつも、貧乏暇なしが自分に合っているのかもしれません。
常に「次は何をしたらいいのか?」という店作りの段取りを考えることが体に染みついていて、動き出した時間を追いかけながら仕事をしている感じがします。
こんな小さな世界で仕事ばかりしていていいのかと思うことが時々あって、旅行もしてみたいし、しばらく海外で生活をしてみるのも悪くないと思うこともあり、知らない世界で泣いたり笑ったりの体験に憧れを持っています。
かつてナポレオンがこんな名言を残しています。
「人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である。」
その意味を分かっている訳ではありませんが、仕事ばかりしていては人生の価値を見つけ出せないということを説いているのかもしれません。
今の自分とは随分距離がありますが、心に留めておきたいと思っています。
され今日は、お母様の入学式式の装いとして、加賀友禅訪問着を白地の袋帯でコーディネートしてみました。
その画像がこちらになりますが、清楚で凛とした装いではないかと思っております。
装いに重たさを感じることがなく、明るさと清潔感に溢れていて、その香りを引き出してくれているのが七宝柄の白地袋帯ではないでしょうか?
花柄の着物に古典柄の幾何学模様って模様同士が喧嘩しなくてバランスが取れたコーディネートなんですね~
そこに白地の帯の選択となれば、どんな地色の着物でも奇麗にまとまるからお勧めさせていただきたいです。
それに帯が白地だから帯締め帯揚げの色も映えて、加賀友禅訪問着の価値を高めるものになるでしょう。
装いに角がなくて、入学式の装いにぴったりのコーディネートかと思っています。
地元だからかもしれませんが加賀友禅の訪問着がバブル期と比べると、販売価格が半分以下になっていて、扱っている私が驚かされています。
コロナ禍に随分影響されているようですが、おそらく今が底値ではないかと判断しています。
加賀友禅訪問着にお手頃感がありますので、興味をお持ちであればいつでもご相談ください。
そしてお子さんのハレの日を着物で祝って差し上げてください。
この店はそんな方々のサポートができれればと思っています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。