今日は北陸の冬としては珍しく雲一つない青空が広がり、風もなくて気持ちのいい絶好のコンディションでした。
外出しやすい日でもあったのか、お客様が切れ間泣くお越しになっていた時間帯があり、まずまずの一日だったように思っております。
一方でオミクロン株の感染が倍々ゲームのように広がっていて、再び私たちに生活を脅かす事態になりつつあり、この感染症を抑えられなければ業界の回復は望めないのではないでしょうか?
考え過ぎかもしれないが、期待から不安へと替わり始めている自分に気づかされています。
そのような中においても、カレンダーは何事も起きていないかのように時を刻んでいて、歳時記の移り変わりに対応していかなくてはなりません。
店では入卒用のお母様の和装の装いと古布を使った木目込みひな人形を紹介していまして、一人でも多くに人のご来店を願っているところです。
そこで今日は心を穏やかにさせてくれる親王飾り立雛を紹介したいと思います。
それはこの画像にある「幸和立雛」です。
コロナで騒ぐ社会とはまったく無縁の世界を創り出していまして、味わいがあると思いません?
その魅力は古い絹の着物地を着せ付けしているからで、他さんのひな人形とはまったく異なるものです。
見てください、このケガレなき頭の表情を!
荒立つ表情は微塵もなくて、心に響くのは穏やかさと幸せに満たされた香りしかありません。
これは目を描き込むのではなくて、頭の奥から目を入れているから表情に豊かさが増すのでしょう。
その人形にシルクの着物を着せているから、観る人の心を捉えるのかもしれません。
このゆったりとした立ち姿の女びなの着物も素敵でしょ!
華やかさとは別次元の魅力を伝えきるひな人形といえるでしょう・・・
その「幸和立雛」の大きさは、
男雛:巾13×奥8×高さ26㎝
女雛:巾14×奥11×高さ24㎝
塗台:巾55×奥27×高さ5㎝
そのお値段は税込み価格、¥220,000となります。
古い着物生地を着せているだけに、世界に一つだけしかないひな人形となります。
価値の高い木目込み人形だけに参考にしていただけたら幸いです。
興味をお持ちでしたらいつでもご覧になれるので気軽に立ち寄ってみてください。
では、今日はこれにて。。。
お休みなさい。