初売りが終わってから静かな日が続いていて、これでいいのかと自分に問い開けています。
経営というものは、限られた資金で店作りのコンセプトに合った商品を仕入れ、そこに利益を乗せて販売価格を決める。
そしてその商品がお嫁入りしたときに初めて利益として戻ってくるのです。
なので商品を仕入れただけの段階では、資金が商品に替わっただけのことに過ぎず、仕入れ係としては、セレクトした商品はこの店の客層に合っているものなのか?
商品のクオリティと販売価格がバランスの取れるものになっているのか?
お客様の心を惹きつけることができる商品なのか?
話題性があり店の強みとなる商品となるのか?
これらのことを総合的に判断して仕入れなくてはなりませんし、新しい商品を仕入れたとしても営業力が乏しければ宝の持ち腐れとなってしまいます。
ここからが営業力で、ホームページから催事開催のご案内を入れたり、SNSで情報を発信したりして、お客様の集客を図れることをいろんな角度から考え実行しなければなりません。
昨今はいろんな販売方法があるので、この仕組みにも明るくなければなりませんが、全てが整ったとしても、お嫁入りができるとは限らず、そのことに経営者は頭を痛めるんですね~
経営者であればこの現実に、無駄をなくして効率を求めるのでしょうが、私は、言葉が悪いかもしれませんが、店と関係を持ったお客様の心をどうしたら掴むことができるのか?
この1点に集中しています。
なので暇だと余計なことを考えてしまって、本質を見失ってしまいそうでとても怖いですね~
ここを制御するのが言葉の力。
こうして振り返ることは「心の掃除」をしているのと似ていて、呟きが心を正す薬となっていていることに気づかされます。
自分が自分に投与する言葉の薬。元気を出さなきゃいけませんね。
さて今日は着物で何処か遊びに行きたくなる着物コーディネートをアップしてみました。

縞柄小紋を辻が花の帯でコーディネート
それがこの映像です。
レモン色が入った縞柄小紋を、紫地の辻が花の紬帯で組み合わせて、あおり型バッグも紫とレモン色のツートンからでコーディネート。
お洒落だと思らない。
特に辻が花の帯が魅力的でしょう。
紫うろいう色が年代巾を広げていて、ここでは小紋に合わせていますが、明るい色合いの紬に合わせて春をおしゃれしてみてください。
花見の時期にこの装いで着物遊びされたら目を引くことでしょう。
ちなものこの辻が花の帯は染色作家・森健持さんの作品で私の好きな作家さんでもあります。
そろそろ春のお洒落を考える時かと思って紹介させていただきました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







