いまだに残暑が厳しいですが、湿度が下がり始めたこともあって、少しづつですがお客様の来店が増え始めた気が致します。
手放しで喜べる段階ではまったくありませんが、この店が新規と言える人たちから七五三の装い相談や、縫い上げなども頼まれたりして、着物初心者から頼られている店だと思うと嬉しいものです。
まだまだ本調子ではありませんが、気軽に相談しやすい店を作っていかなくてはならないと思っています。
現在構成中の「神無月の会」の案内状と言いますがチラシの構成が90%近く出来上がり14日月曜日には印刷に出せそうです。
次は9月号の情報紙作りで、こちらの方も70%近く構成が終わっているので明日までにすべての販促物を仕上げることができればと思っているところです。
段取りが悪くてさまざまな業務が遅れていますが、今からこれからって感じかな~
10月の神無月の会では初めて「紅花紬」を採りあげることから紅花紬を紹介できればと考えています。
そこで今日は現代作家・芝崎重一氏の座繰り草木染紬織きものに紅花紬の帯を合わせてコーディネートさせていただきました。
とってもいかしていると思われませんか?
きものはこれまでに何度か紹介させていただいていますが、熨斗目柄の柄取りをしていましてマメ科の槐(えんじゅ)という植物の淡い黄色い蕾(つぼみ)を煎じて染めた草木染の紬だそうです。
色が綺麗で都会的センスを感じていますが、合わせた帯もいけてると思いませんか?
これまでなかった色合いでとってもおしゃれだと思っています。
紬帯らしくザックリした風合いにポップな色合いがいかしているんだな~
私が今年の2月に山形県米沢市にある新田織物に出向いたときに仕入れた帯で、紅花を活かして織られた帯だそうです。
おしゃれな感性が宿っていて無地感の紬に合わせると、とっても映える帯かと思っています。
紅花は山形県の県花で、キク科でアザミに似た黄色がかった赤い花を咲かせます。紅花で染まる本来の色は黄色と赤だそうです。
ことらの帯はその紅花の染料に何か他の染料を加えて生み出した色だと思いますが、気持ちを明るくしてくれるからお勧めさせていただきたいひと品です。
10月の紅花紬展には、新田織物の紅花紬が特集されるので楽しみにしていて下さい。
会期は10月23日(金)~26日(月)までの4日間です。
会期中においては、お客様に紅花で染める絞りハンカチ染の体験コーナーも準備させていただきますので楽しみにしていて下さい。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。